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OTV報道部

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6つのギネス記録「勇気を与えたい」パフォマー“JJさん”想い

ストリートバスケットボールのパフォーマー・JJさんが2022年10月、自身6度目となるギネス世界記録を更新した。
世界への挑戦を続けるJJさんのパフォーマンスにかける思いに迫る。

パフォーマーJJさんの素顔

バスケットボールを巧みに操り技を披露するのは、那覇市を拠点に活動するパーフォーマーのJJさん。

2022年10月25日、ギネス世界記録の日を祝って挑戦された記録、1分間に両腕と胸で3個のボールを回す『アームロール』で、これまでの50回を上回る56回の記録を打ち立て、ギネス世界記録を更新した。

パフォーマーJJさん
「やったぞっていう達成感とあと、ほっとしたっていう感じですかね」

パフォーマーJJさん
「このペースだと余裕だなとか色々考えてしまってミスるときもあるので、なるべく何も考えずに集中してっていうのを意識してやっていましたね」

これでJJさんのギネス世界記録更新はなんと6度目!!
ほかにも、回転させたボールを6メートル20センチの高さに投げキャッチする技など、4つのギネス世界記録を持っている。

「記録を維持することよりも挑戦し続ける事」

パフォーマーJJさん
「一度更新した記録は抜かれても、実は特に興味がないんですよ」

パフォーマーJJさん
「世界レベルで今こうやって話している瞬間でも、どこかで僕の記録に挑もうとチャレンジしているかもしれないじゃないですか。それって僕も嬉しいしフリースタイルバスケットボール界にとって発展するための重要なことだと思うんですね」

記録を維持するよりも挑戦し続けることが大切だと語るJJさん。

後間アナウンサー
「何か私がチャレンジできそうなものがあれば…」

パフォーマーJJさん
「こうやってボールを回して…はい!嘘です!できないです!!」

パフォーマーJJさん
「じゃあ、僕上にのっけるのでそのままバランスをとる。これ結構大事なスキルなので!」

パフォーマンスをするためには5秒間キープすることが基本ということだが…

パフォーマーJJさん
「いきます。せーの。1,2,3,4」

後間アナウンサー
「セーフ??」

パフォーマーJJさん
「だめです4秒ですよ」

これが意外と難しい…そこでもう一つの技を伝授していただいた。

パフォーマーJJさん
「ボールペンあります?これを、こうやって…」

後間アナウンサー
「じゃーん!できました!!すごい!」

パフォーマー JJさん
「いや、すごいのは僕ですよ」

新型コロナで苦境のなか ギネス記録に活路を見出す

フリースタイルバスケットボール界をけん引するJJさんは活動をはじめ、わずか2年でラスベガスで開かれた北アメリカ最大級のサーカスフェスティバルで優勝。
これをきっかけにシルクドソレイユのオーディションにも合格した。

しかし、世界で活躍するパフォーマーとしての第一歩を踏み出そうとした、まさにその時だった。

パフォーマーJJさん
「コロナの影響はもろにくらいましたね。いきなりイベント全てキャンセルになりましたみたいな。結構コロナで離れてしまったパフォーマーは多いですね」

エンタメは『不要不急』なのか…
新型コロナウイルスの影響で業界は苦境に立たされた。
この状況から好機を生み出そうと考えついたのがギネス世界記録への挑戦。

パフォーマーJJさん
「僕がギネスにチャレンジすることによって盛り上がってくれる人だったり、なにか勇気を持てる人だったり、コロナ禍でもエンタメって必要だよねって思ってもらえたら。あとは僕のパフォーマーとしてのモチベーションというか目標を作ることによってイベントがなくても自分を鼓舞するみたいな」

本当に努力した人が一番光を浴びる

沖縄にいたとしても、一つのボールから世界が広がっていくことを実感した。

パフォーマーJJさん
「場所って関係ないと思うんですよ。本当にただ努力したやつが一番光を浴びると思っていて、スキルの証明はギネスでできたと思うので今度はパフォーマーとしてショーで世界に通用できるのかっていうのはチャレンジしたいなと思っていますね」

パフォーマーJJさん
「僕は何か難しいことも多少はできるんですけど、だけど会場を巻き込んだり見る人を巻き込んでいくっていうのが好きで」

「今しか出来ないことにチャレンジしたい」

取材中、パフォーマンスに興味津々の子どもたちにJJさんは!

パフォーマーJJさん
「できたらいいな〜」

子どもたち
「あ〜惜しい!!!」

子どもたち
「楽しかった!すごすぎてなんとも言えない!」

パフォーマーJJさん
「本当?ありがとう!」

ギネス世界記録を更新し続けるJJさんのパフォーマンスはこれからも世界中を魅了する。

パフォーマーJJさん
「僕はバスケットボールのパフォーマンスでどんな世界まで行くことができるのかチャレンジしたくてだから、周りは色々年齢とかも気にするじゃないですか。だけど僕は全く気にせずに本当に、今しかできないことをチャレンジしたいっていう気持ちでやっていますね」

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