気持ち新たに！今年もよろしくお願いします【金城わか菜のカフを下げて】

2023年を迎えました！コラム初めです！
今年もマイクオフのよもやま話を綴ってまいります。

去年の暮れ、歌手の森山良子さんをゲストにお迎えしてお届けした
「OTV　Live news イット！年末スペシャル」。

2022年の世相を表す漢字一文字を視聴者のみなさんから募り、筆文字アーティストの珠翠さんにしたためていただきました。
力強く、潔く、どこか可愛らしい珠翠さんの作品が大好きです。

「新」という漢字の中にも、勇ましく前に進もうとする人と、まだ立ち止まって躊躇している人がいるんです。
まさに私たちの現在地を表しているなぁ・・・と感服しました。

とはいえ珠翠さんは、コロナ禍が始まった3年前よりは、人と人との距離が縮まったことを意識したデザインにしたとのこと。
なるほど！伸ばした手が、隣の人に少し触れているように見える！

今年こそソーシャルディスタンスなんて気にせず、以前のように笑顔を見せて、大声でしゃべって、手をつないだり、肩を組んだり、歌いあったりする日が戻りますように。

一年の計は元旦にあり！と言うが・・・

年末の収録後、控室で珠翠さんに「どんな一年にしたいですか？」と聞かれ
「う～ん」と考え込んでしまいました。
以前は正月にあれこれ計画したり、目標を立てることが好きだったんですが、パッと何も出てこない自分に焦りました。

なぜか―、自問自答してみます。
二回目の育休を経て復職したものの、子ども達の体調不良で急に休まざるをえなかったりと、仕事を全うできた実感がない日々が続いているからかもしれません。
「計画してもそれが実行できるかどうか、わかんない・・・」
（自分で言うのは恥ずかしいですが、私にしては珍しく）マイナス思考とやらが脳裏のどこかにベットリと張り付いていたのかもしれません。
目標やそこに向かうプロセスを考えることを、趣味のようにしていたので、己の不甲斐なさに、しばらく呆然としてしまいました。

「明日の風」が吹くように

しかしこれは子育て中でなくても、コロナ禍の影響が続く昨今では多くの人が経験していることなのかもしれません。
準備してきたものが水の泡となる・・・。
この3年間、そんな虚しさを味わった方も少なくないのではないでしょうか。

それでも私たち大人は経験上「明日は明日の風が吹く」と思えますが、まだ経験の浅い子ども達は、先行き不透明な世の中でどう希望を描くのか―。
特に10代や20代の頃は、一つひとつの成功体験（たとえ失敗の体験であっても）が人生の大きな指標となるはず。
目標に向かって、練習と工夫を積み重ねることの大切さ。
今を生きる子どもや若者が、前に進む力となる何かを生み出していかねばと、未熟ながら一人の大人として感じています。

あ、私の目標、決まったかもしれません。(笑)

恒例のキャスター写真館

カフを下げたあとのキャスターの表情をお届け！

こちらは沖縄テレビの大先輩・潮田さん。
この週のスタジオの花器は、なんと潮田さんが製作したもの！
いつも生けてくださる生花店の方に、直談判して使ってもらったそうです(笑)
潮田さんは美術スタッフの経験もあり、OTVの某番組のスタジオセットや某キャラクターも手掛けていたんですよ♪
会社でも休憩のたびに芸術関係の書籍や、画集を広げ、鑑賞の感動と創作の喜びを持ち続けている尊敬する先輩です。

そんなこんなで、2023年もよろしくお願いします！
あ、今年40歳になります。