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下地 友香

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本格的なカレースパイス・香辛料が沖縄でも買える!カレーマイスターのおすすめ3店

カレーマイスター下地友香のカリーライフ(嘉例生活)

こんにちは!カレーマイスターの下地友香です。新年あけましておめでとうございます!

新年を迎え、「なにか新しいことをはじめてみようかな」と考える方も多いのではないでしょうか?そんな方には、簡単にできるスパイスカレーへのチャレンジをオススメします。

「スパイスカレー作りってたいへんそう!」と思われる方も多いのですが、実はとても簡単で、ポイントさえ押さえれば、誰でもおいしく作れます。どんなスパイスを揃えればいいか分からないという方も、あんしんしてください。まずは基本のスパイス4種でおいしいスパイスカレーができちゃうんです。

以前、ターメリック、クミン、コリアンダー、レッドペッパーの4種で作るスパイスカレーを紹介しました。こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。

>>たった4種のスパイスで出来る!基本のスパイスカレーレシピを伝授!

たった4種類のスパイスでおいしいスパイスカレーが作れるといわれても、スパイスの購入先がわからない方も多いと思います。わたしも「スパイスはどこでそろえればいいの?」「沖縄では、どこで購入できるの?」などと、よく質問されます。

最近では、スーパーやデパートでも品揃えがよくなり、気軽に購入することができるようになりました。香辛料売場にずらりと並ぶスパイスの小瓶を目にした方もいるのではないでしょうか。もちろん市販のスパイスを使ってスパイスカレーを作ることができます。

スーパーに並ぶスパイス

スーパーに並ぶスパイスは、なんといってもお手軽に購入できることが最大の魅力ですが、量に対して価格が高めなところは否めません。

そこで今回は、沖縄県内でスパイスをお得に買えるお店をご紹介したいと思います。

挽きたては香りが違う?!コスパ最強!「ハレノヒ商店」

国際通りからすぐ、那覇市牧志にお店を構えるスパイス専門店のハレノヒ商店。スパイスを大量に使用するとき、わたしはいつもここで購入しています。店内に入ると、ところ狭しと並ぶスパイスの瓶。まるでコーヒー豆専門店のようですが、容器の中には数多くのスパイスが入っています。

スパイスには、ホールスパイスとパウダースパイスがあります。

ホールスパイスとは、スパイスが原型のままなことを指します。スパイスには植物の果実や種を乾燥させたもの、木の皮、葉などさまざまな種類があります

このホールスパイスを挽いて、粉状にしたものがパウダースパイスです。使用方法や用途はそれぞれ異なりますが、パウダースパイスはカレー粉として使いやすく、スパイスカレー初心者におすすめです。

スパイスには、ホールスパイスとパウダースパイスがある

ハレノヒ商店では、注文を受けてからホールスパイスを挽きます。
この挽きたてのスパイスは実に香り高く、辛味スパイスは辛味が引き立ちます。
挽きたてのコーヒー豆が華やかな特徴が際立つのと同じように、スパイスも香りがよいように思います。コーヒーの世界に近いなぁって思うんですよね。

ハレノヒ商店はスパイスの量り売りをしています。スパイスに精通した店主がいろいろと教えてくれるところもオススメです。迷ったら店舗オリジナルブレンドのカレーミックスやガラムマサラもあるので、まずはこちらを購入してみるのもよいかもしれません。

ハレノヒ商店で販売しているカレーミックス
那覇市にあるスパイス店・ハレノヒ商店

ハレノヒ商店

住所:沖縄県那覇市牧志1-2-19
電話:098-911-2609
営業:14:00-19:00
定休日:日曜日

ネパールやインドの輸入スパイスが並ぶ「ヒマラヤンカリーハウス&スパイスセンター」

那覇市久米にあるヒマラヤンカリーハウス&スパイスセンター。
その名のとおり、カレーやスパイスを販売しています。本場ネパールやインドのスパイス、食材などがお店の奥の棚に並べられています。

ヒマラヤンカリーハウス&スパイスセンターで売られるスパイス

現地直送のスパイスが多いですが、最近は日本語表記の商品も多くなっているようです。そのなかでもインド食品の輸入・販売をしているアンビカ社のスパイスは、日本語表記の説明があってわかりやすく、またコストパフォーマンスもよいことから、人気の商品です。

ヒマラヤンカレーのアンビカ社製スパイスは、200gで400~450円という低価格。
クミン、ターメリック、コリアンダー、チリパウダーの基本の4種のスパイスが揃うので、自分好みのブレンドスパイスも気軽にチャンレンジできそうですね。

ヒマラヤンカレーのアンビカ社製スパイス

スパイスの購入だけでも可能ですが、こちらのお店では本場ネパールカレーも食べられます。本場のスパイス使いを食べて学び、その場でスパイスを買って帰るのもオススメです!

那覇のヒマラヤンカリーハウス&スパイスセンターで食べられる本場ネパールカレー
那覇市にあるヒマラヤンカリーハウス&スパイスセンター

ヒマラヤンカリーハウス&スパイスセンター

住所:沖縄県那覇市久米2-14-8

フレッシュなカレーリーフを買うならここ!「Cookhal(クックハル)」

スパイスやハーブの形態は、フレッシュ(生)とドライ(乾燥)にわけられます。乾燥させたスパイスは長期保存できますが、一方で乾燥させると香味成分が飛んでしまうといわれています。

ですが、乾燥する前の生のフレッシュスパイスやフレッシュハーブは、新鮮度が違うため香りの立ち方が全く異なります。そのなかでも、カレー通が探し求めるハーブが、カレーリーフです。

カレーリーフは南インドやスリランカで多用されているハーブで、独特の芳しい香りと、ほのかにスパイシーな芳香がします。スパイスカレー作りにカレーリーフを使用すると、一味も二味も違い、本場スリランカカレーや南インドカレーの味に近づいた感じがします。

フレッシュなカレーリーフを手に入れるのは難しい

そのカレーリーフをフレッシュなまま販売しているお店が沖縄県内にあります。それが、名護市のアグリパーク内に店舗を構えるCookhal(クックハル)です。採れたての野菜や果物、オリジナルの加工食品を販売しながら、新鮮野菜を使用した料理が食べられるレストランが併設されています。

Cookhalは、やんばる畑人(ハルサー)プロジェクトという農業生産団体が運営しています。国産スパイスの栽培は全国的にも珍しく、カレー業界からは大注目されているんですよ。すでに数々のメディアでも取りあげられています。

名護のCookhal(クックハル)で販売している沖縄の野菜など
名護のCookhal(クックハル)で販売している、やんばるスパイス

また、Cookhalでは、採れたてフレッシュなカレーリーフのほかにも、スリランカカレーに欠かせないパンダンリーフも販売しています。乾燥したカレーリーフやパンダンリーフはネット販売などで購入できますが、全国的に見てもフレッシュなものを販売している店舗は数少ないと思います。

そのほか新鮮野菜も豊富で、お店を訪れると、つい買い過ぎてしまいますね。

なかでも、大切に栽培したスパイスをオリジナルブレンドで商品化した「やんばるスパイス」がオススメです!この商品は、鶏肉やビーフステーキ、ラーメンなど、何にかけてもおいしくて、一気にカレー風味にしてくれる逸品です。
塩を加えたやんばるスパイスソルトや、最近では単品スパイスも販売しています。名護に行ったら、カレー好きはぜひ立ち寄ってほしいショップです。

名護市にあるCookhal(クックハル)

Cookhal(クックハル)

住所:沖縄県名護市字名護4607-1アグリパーク内
電話:0980-43-7170
営業:9:00-17:00
定休日:無休

今回は、沖縄県内でスパイスを購入できるお店を3軒ご紹介いたしました。
スパイスにはホールやパウダー状態のもの、フレッシュやドライの形態があることも知っていただけるとうれしいです。
今年こそ、スパイスカレーをマスターすると決めた方、ぜひ、紹介した店舗でスパイスをゲットされてくださいね!

今年も【カレーマイスター下地友香のCURRY LIFE】を、どうぞよろしくお願いいたします。

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