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自家製麺と長時間仕込んだスープが光る「中華そば いとの」(沖縄市)
目次
アゲアゲめし、今回のテーマは「ラーメン」。紹介するのは沖縄市泡瀬にある「中華そば いとの」。店内に入ると大きなカウンターがお出迎え。奥にはお座敷もあってお子さん連れでも楽しめる。
すっきりしたスープが特徴の「煮玉子 淡麗中華そば 塩」
「煮玉子 淡麗中華そば」の塩です
めっちゃ美しい!
美しいねー!
煮玉子 淡麗中華そば 塩(900円・税込)
こちらは「淡麗中華そば」の塩味、煮卵付き。まずは麺を茹で、その間に器の中に塩だれと鶏油(ちーゆ)を入れる。麺が茹で上がったら一度上げて休ませ、器にスープを注ぎ、休ませておいた麺を投入。チャーシュー、メンマ、青野菜、玉ネギのみじん切り、さらに煮卵、白髪ネギ、のりをのせたら完成。
まずはスープから
おいしい!
うまい!
切れ味のいいスープですね
いいね!
これが“淡麗”なのかな?
ということですね
こちらのスープは何からおダシを取られているんですか?
基本のスープは丸鶏の鶏ガラがベースになっていて、そこに豚の背ガラなども入っています
スープを取った後に、煮干しだったり、カツオ節などの魚介系の旨味も加えています
なるほどね
ブタさんが入っていると思えないぐらいあっさりしている
動物系と魚介のスープを取るのに合計5時間。丁寧に脂を取っているので深い旨味がありつつ、さっぱりとしたスープに仕上がっている。
塩ダレのこだわりは?
沖縄県産の塩を使っていて、そこに白しょうゆという色の薄いしょうゆをベースにしてタレを作っています
なるほど
ほかにも白ワイン、昆布、干しエビ、貝ダシなどの魚介の風味も加えて、あっさりだけど奥深いような味をイメージして作りました
塩にもしょうゆにもこだわり、しかも白ワインや干しエビ、貝柱などの旨味をプラス。スープだけでも一気に飲み干してしまいそう。
続いて麺を
のどごしがいい!
良いですね!
麺の味自体もしっかりあるんですね
自家製麺なので、そのあたりが伝わりやすいのかなと思っています
麺も作っているんですか?
はい
麺のこだわりは?
麺は小麦粉3種類を使っていまして、ラーメン用の強力粉2種類と、うどん用の中力粉をブレンドして作っています
うどん用の小麦粉も使っているから、のどごしがとてもいい。小麦の旨味もしっかりあるのでアジクーター(濃い味付け)のスープとよく合う。自家製麺で塩ダレにもこだわった「淡麗中華そば」の塩味。このおいしさにリピーターも多いらしい。
クリーミーなスープが特徴「特製濃厚中華そば」
「特製濃厚中華そば」です
濃厚なのはスープ見て伝わってきますね
見てわかる
特製 濃厚中華そば(1,000円・税込)
「淡麗中華そば」とは真逆と言っていい「濃厚中華そば」。見るからにスープが濃厚そう。
まずはスープから
あっさまよ!
何?すっごくクリーミーっていったらいいのかな?
うん、クリーミー!
生クリーム入っています?(笑)
びっくりした
ありがとうございます。豚骨と鶏ガラを大量に入れてでグツグツ煮込んで、そこにお米やジャガイモでとろみをつけて、濃厚だけどクリーミーで召し上がりやすいスープに仕上げています
スープがとってもクリーミー。これが濃厚だけど飲みやすさを演出してくれる。ベースは鶏と豚骨なんだけど、魚粉を使っているのかなと思えるほど魚介の旨味と風味もある。
続いては麺を
最高!
こちらの麺はさっきの麺と違って、もっちり感を感じるんですけど、当たっていますか?
はい
太さが違うだけとかではないんですか?
少し太めにもなるんですけど、うどん用の粉を多めに加えて、それでツルッとした感じと、もっちりした食感もイメージして作っています
これも自分で作っているからこそ、微妙な調整もできるということですもんね
すごいわ
うどん用の小麦粉を多めに使っているので、こちらの麺はモッチモチ。中太麺でこれがトロトロのスープをよくからめてくれる。スッキリ淡麗の中華そばにするか濃厚中華そばにするか、あなたのお好みは?
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