エンタメ,グルメ,テレビ,地域,本島南部,沖縄そば,那覇市
酸味と風味がマッチした沖縄そば「花はな商店」
目次
アゲアゲめし、今回のテーマは冷やし麺。やってきたのは那覇市牧志。

那覇市牧志にある沖縄そばの花はな商店。明るい店内にはカウンターとテーブル、お座敷があって、いかにも沖縄そば屋さんという感じ。さあこちらで出している冷たい沖縄そばとは?

しあわせの黄色い花レモンそば

きました!待って大川さん!レモンが入ってるよ!これまた斬新なメニューですね

こちらはですね、しあわせの黄色い花レモンそばです

ステキなネーミング

良い!ネーミング良い!
こちらが、映画のワンシーンが頭に浮かぶ、しあわせの黄色い花レモンそば(冷、790円・税込)。

つくりかた
まずは麺をゆでる。この麺もちょっと変わっている。ゆで時間は4分前後。その日の気温や湿度によって変えているらしい。ゆであがったら水洗いして、氷水でしめる。

器に入れたら水菜をのせて、レモンの輪切りを並べていく。スープを注いだら最後にガリをのせ、謎のオイルをかけたら完成。さっそく食べたいけど、その前に儀式が。


なんかすり鉢がある!

ホント。何に使うのですか?

こちらに2〜3枚レモンを入れて、つぶして、そばにかけてみてください
スープの中にもレモン果汁が入っていけど、こうしてつぶして入れることで、さわやかな香りが増していく。

レモンの酸味とカツオの旨味が生きたスープ
まずはスープからいただきます。

おいしい。めっちゃおいしい!おダシの香りがめちゃめちゃきます

しっかりしたおダシの味がする

ダシはカツオと豚骨をベースに作っています


なんかあったかい沖縄そばよりも、カツオの香りがめちゃめちゃする

ダイレクトにくる!

カツオオイルといって、カツオの脂をちょっと上から、かけています
最後にかけた謎のオイルがカツオオイル。旨味たっぷりのカツオと豚の合わせダシに、カツオオイルを加えることで旨味と香りが増し増しに。それとレモンの酸味と風味が良く合う。

しっかりとしたコシのオリジナル麺
さあ続いては麺を。

うん!コシがしっかりある!

これは沖縄そばなのですか?

よくいわれます(笑) 生麺ですので、コシと歯ごたえを意識して、中に魚粉をねりこんでいます

へ~!気づかなかった!
なんと魚粉をねりこんだ麺。ほのかな風味があって、この麺からも旨味が出ている。ほど良いちぢれ具合で、スープをしっかりからめてくれるのも良い。

そしてお寿司屋さんでおなじみのガリ。これを混ぜると甘みが出てレモンの酸味がまろやかに。

口に入れた瞬間に、ガリの香りがきましたね。これまた合う!ちょっと甘酸っぱくなる

これが一番の大発見です

おいしい!
旨味、酸味、甘みと三拍子そろったレモンそば。これは一気に完食してしまうおいしさ。

そばにプラス200円で得トクセットに

塩からあげと白いなりです

最強の組み合わせ

最強!鶏といなり
沖縄のB級グルメ、からあげとおいなりさんのセット。これはうれしい組み合わせ。

塩からあげ
まずは、塩からあげから食べてみよう。

めっちゃうまいんですけど

私、そばを食べていて、時間が経っていたはずなのに、めちゃめちゃ衣もサックサク

こちらは、中は水分を逃がさず、外はサクッとなるドクターフライという機械を使っています


旨味が確かにすごいですね

鶏肉を丸1日、塩ベースのタレに漬けこんでいます
塩ダレに1日漬けこんだ鶏肉に馬鈴薯の粉をまぶす。それを揚げものが劇的に進化するというドクターフライという機械を使って揚げる。3分たったらトレイにあげて休ませる。

それからさらに1分揚げたら完成。時間がたっても衣がサクサクで中はジューシー。旨味が逃げないのもうれしい。

白いなり
続いては、いなりを。

うん!間違いない。なんでこんなにあっさりしてるのですか?

味付けは辛すぎず、酸っぱすぎない、子どもが一番食べるような味付けを目指して作りました

たぶん俺、味覚が子どもと一緒なんだろうね(笑)

あはは(笑) そういうことですね
油揚げもさっぱりとした白いなり。やさしい甘さがあって、ごはんのおいしさも引き出している。これはからあげと良く合う。

そしてもう1つ、おすすめの食べ方が。

そばのスープに、おいなりさんを入れて、冷たいおじやにして食べると、レモンの酸味とまた合うんですよ

うわ~!でもこれだけしか残っていない(笑)

白いなりをほとんど食べてしまった大川さんは残念だけど、みなさんは、白いなりを残ったスープに入れて、おじやにして食べてみよう。

Information

あわせて読みたい記事