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自家製田芋の白玉入りぜんざいとスイカ果汁のかき氷「並里(なみさと)みるく堂」(金武町)
目次
アゲアゲめし、今回のテーマは「かき氷」。紹介するのは金武町のウッカガーの近くにある「並里(なみさと)みるく堂」。こぢんまりとした店内では、地元の食材を使ったお菓子やぜんざい、そして県産フルーツをたっぷり使ったかき氷を楽しめます。

金武町の名産・田芋の白玉入り「ぜんざい」

田芋の白玉入り!

さすが金武町ですね
ぜんざい(田芋白玉入り)(400円・税込)

こちらは「並里みるく堂」の一番基本的な「ぜんざい」。まずは田芋の白玉をゆで、中まで火が通ったら水に取り、冷蔵庫で冷やしておく。容器の中に甘く煮た金時豆をたっぷりと。その上に白玉を4個のせる。そしてかき氷をのせていく。
まずは金時豆とかき氷を一緒に


おいしいー!
氷に味がありませんか?

実は、普通の水じゃなくてさんぴん茶で作っているんです

だからだ!少し香りがふわっときたんですよ

上品よね。ぜんざいだけどさんぴん茶飲んでるみたいね(笑)
さんぴん茶の氷を使用しているので、口に入れるとさんぴん茶のいい香りが鼻に抜けていく。氷を作るときに砂糖も少し入れているのでやさしい甘さもある。そしてさらっと溶ける氷の食感もいい。


削り方ですね。きわきわの細かいところでやってます

ぎりぎりまで
かき氷はその時の氷の状態に合わせて、微妙な調整をしながら削っていく。かき氷らしい食感は残しつつ、さらっとした口どけ。これはクセになる!

じっくりと煮込んだ金時豆


お豆もふわっとしていておいしいです

自分たちで豆から湯がいています

ふっくら仕上げるには何かされてるんですか?

圧力鍋でやわらかく煮込んでいます
甘さ控えめでやわらかく煮込まれた金時豆。つくり方はシンプルだけど、さんぴん茶のかき氷とよく合う。
続いては田芋の白玉を


弾力がありますね

地元の田芋を使ってるんですか?

うちの両親が田芋農家をしていまして

いい田芋作ってますね!
使っている田芋は店主の伊芸さん家の田芋。ねっとりとした食感と田芋独特の香りが生きている。さんぴん茶の香りがいい「ぜんざい」。これは一食の価値あり。

まるでスイカそのもの!「すいか果実氷」

あれ?イチゴとかじゃないんですね

見た目がね(笑)

まさかのスイカですか!
すいか果実氷(500円・税込)
(期間限定/~9月予定)

こちらは「すいかの果実氷」。見た目はイチゴに見える。

さあ、お味は?

もろスイカ!
もうスイカっていって出荷した方がいいんじゃない?食べやすいよこの方が(笑)

びっくりした!
これ氷がスイカになっているんですか?どういうことだ?(笑)

スイカを割って、手でぜんぶ種を取ってジュースにして、氷にしてます


お水とかは?

シロップは少し入れてますが、お水は一切入っていません

じゃあもう、スイカの果汁で作った氷なんですね

スイカを丸ごと使ったかき氷。味わいは本当にスイカそのもの。種を取ってミキサーにかけているので、食感はなめらか。

上にかかっているソースはなんですか?

これはドラゴンフルーツなんですけど、このドラゴンフルーツの黒い種をスイカの種に見立てて


すごいー

細かいところにこだわってますねー!

スイカそのものを味わえるかき氷。これも一食の価値あり。こちらは期間限定。
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