コラム
夏の珍百景!無欲の強さを思い知った夏【平良いずみのよんな~よんな~通信】
目次
今年も、あの夏の珍百景が見られる場所に行ってきました。
どこ!?と、思われましたよね。
誰も覚えていらっしゃらないと思いますが(笑)、去年の夏に人知れず書いたコラム(参照;夏も眠たいらー!)で紹介した夏の珍百景、セミが行列をなして止まっている木のある場所のことです。
この夏も懲りずに、あの珍百景見たさに息子とセミとりに行ってきました。
セミとりに、いざ出陣~!
虫とり網片手に勇んで向かって行った小2の息子でしたが…、
あの珍百景を目の当たりするやいなや、「キィ〜」と小さな叫び声を上げ、あっという間に退散。
仕方なく、私が立ち向かうことに。片手に網、もう片方の手には日傘。それは、決して紫外線対策などではなく、大量に降り注ぐセミのおしっこ対策。万全の体勢で、いざ出陣〜!
ふたりともへっぴり腰。これで捕まえられるの!?という声が聞こえてきそうですが…、
ご安心ください。セミは、あれだけいますから。難なく3匹をゲット。虫かごに入れて10分ほど観察した後、元の場所に放つと、気持ち良さそうに夏空に向かって飛んでいきました。
無欲の勝利
その帰り道、天寿を全うしたセミを発見した私は、あるダジャレを思いついてしまいました!
「セミだけに、これが本当のセミファイナル」。 きゃは。
このダジャレが書きたいがために、半年ぶりにコラムが書けました。 きゃはは。
本当は、書きたいことは山ほどあるんです。
でも、とにかく忙しかった。どうしても取材したいことがあり、先月、3週間ほどアメリカへ行ってきました(その取材内容については、今後、じっくり書かせてください)。
アメリカ取材に向けて春から全力疾走していたら、気がつくと息子はこれまで字を書くのに時間がかかっていたのに、今はスラスラと自分が思ったことを言葉に出来るようになっていました。
夏休みの宿題で出された一行日記。台風の日のことを書いていたのが、これです。
「ていでんでテレビを見られなくて、じごくを見ました。」
私は飲んでいた麦茶を「ぶっ」と吹き出しました。
無欲の勝利。
そのとき私は、オヤジギャグと言われても仕方がないセミのダジャレでひと様に笑って欲しいなどとしていた自分の行いをとても虚しく感じたのでした。
台風で大変な夏になりましたが、まだまだ沖縄の夏は続きます。
みなさま、ステキな夏をお過ごしください。
残暑お見舞い申し上げます。
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