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OTV報道部

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n.SSign知念「カズタ」ふるさと沖縄への想いと夢を語る【後編】

オーディション番組から誕生した韓国のボーイズグループ『n.SSign(エンサイン)』のリーダーとして活躍するのが沖縄出身の知念“カズタ”さん。

11月29日の日本デビューに先駆けて、先日沖縄でファンイベントが開催されました。異国の地でデビューをつかみ取るまでさまざまな壁を乗り越えてきたカズタさんに今の思いを聞きました。

n.SSign知念「カズタ」ふるさと沖縄への想いと夢を語る【前編】

Q.コロナ禍ではどのように過ごしていましたか

コロナの影響で元々デビュー予定だったのも伸びましたし、練習生も4カ月ぐらいはお休みになったんですよ。そのとき一度沖縄に帰ってきて住んでいたんです。
コロナが収まらなかったら、このまま夢は終わりなのかなとか思っていました。大丈夫なのかな、と不安でした。

Q.青春スターに挑んだ心境は

オーディション番組とかにも出たいなと思っていたんですけど、ずっと機会がなくて。
年齢も重ねていたし、本当に最後の機会だと思って青春スターに応募しました。そのため、予選から本当に全力で頑張っていました。
「一位とるぞ」じゃないですけど、「絶対生き残ってやるぞ」という気持ちで、毎日休む暇もなく、ずっと努力していました。その努力が報われたんじゃないかなと思っています。
その最初の予選のステージ『My House』がなかったら今の僕は多分いないと思うので、努力して本当によかったなと思っています。

Q.『My House』のステージ前はどんな思いだったんですか

緊張はちょっとしていたんですけど、でもやれることは全部やって、準備してステージに上がっていました。
観客の前でステージに上がるのは、EXPG(沖縄)でイベントに出た時以来だったので、久しぶりに自分のステージを見てもらえると思ったら、ワクワクしかなかったですね。
意外とMCの方と話しているときも楽しくて。審査員の方にも「余裕がある」って言われたんですけど、多分それは準備ができていたから。あと、楽しかったからだと思います。

Q.デビューを掴んだ時はどんな思いでしたか

最初は信じられなかったですね。
オーディション番組なので、メンバーも誰とデビューするかもわからない状態で、最後にメンバーが集まったときにやっと、僕はこの子たちとこれからずっと一緒にやっていくんだという風に思いました。これから一緒に活動する子たちはもう“家族”なんだって思ったり。
一緒に練習していた子のことや、応援してくれた先生たちのことも思い出しました。全部の思い出がよみがえってきました。その瞬間に。

Q.リーダーを任されることが決まったのはいつ頃ですか

あまり覚えていないんですけど、多分結成から1カ月後ぐらいじゃないですかね。
会社からは「リーダー誰がいい?」って聞かれていたんですけど、僕は自分の名前は出さずに別の子の名前を出していたんです。ソンユンだったりドハだったり、ハンジュンだったり。
会社が「カズタが1番リーダーに向いているんじゃないかと」言ってくれて、結局リーダーになりましたね。

Q.日本人でK-POPの男性グループのリーダーを務めるのはカズタさんが初めてですが、不安はありましたか

めちゃくちゃありましたね。
最初はリーダーになったので、何かしないといけないと思って空回りとかもしていたんです。でもメンバーに「リーダーだからといって、変わるのは違うと思う。お兄さんはお兄さんのままでいいよ」と言わました。「その明るい雰囲気とかやさしい雰囲気に僕たちはついていくだけだし、大変だったときは助ければいいから」という風に言ってくれたので。最初は大変でしたが、今はそんなにつらくないですね。

Q.自然体のままリーダーをしている?

はい。でも守るときはメンバーを守ったりとか。叱るときは叱ったりとかはしますね。

Q.カズタさんにとってメンバーはどんな存在ですか

最初は家族以外の子たちを家族と思うのって、難しいことだろうなと思ったんです。
だけど、今のメンバーは本当に家族のようで。毎日一緒に住んでいるので、本当に家族だと思っています。
僕は末っ子だったんですけど、かわいい弟たちが本当にたくさん増えたっていう感じですかね。メンバーは本当に何してもかわいいんですよね。叩きたくなるんですけど、たまに。(笑)
グループの中では長男なので、しっかりしているわけではないんですけど、いい感じでバランスが取れているとは思います。

Q.様々な国籍のメンバーがいますがそこで苦労することは

多国籍だからこそ、面白いですね。アメリカで育った子もいますし。アメリカで何してたとかいう話を聞いたり、面白いですね。大変なことはないです。
英語を話さないといけないときは英語を話せるメンバーが出たり、中国のときは中国語を話せるメンバーが出たりとか、それぞれ新しく役割ができてきたんじゃないかなと思っています。

Q.『n.SSign(エンサイン)』として今後沖縄でやってみたいことは

まずは海の企画を撮りたいなと思います。みんなで海で遊ぶ撮影をしたいなと思いますね。あとは、グルメを食べに行ったりとか。遊ぶことばっかりだと思うんですけど。ビーチパーティーもしたいですね。他のメンバーは多分したことないと思う。
イベントも出たいですね。沖縄には沖縄アリーナがあるので、アリーナツアーをするときには沖縄を含めてライブをしたいですね。

Q.カズタさんにとって“沖縄”とは

沖縄というのは本当に特別な場所で、なくてはならない存在。僕の心の支えになっていると思います。最初は沖縄でイベントするよって言われたときは、えっ!?ってなりました。うそだろうと思って。また帰ってこられるんだと。
練習生時代は3年間ずっと沖縄に帰って来られなかったけど、今年はプライベートも含め3回ぐらい帰って来られたんです。
こうやってたくさん沖縄に仕事で帰ってきたりとか、プライベートでも帰ってくる時間が増えたので、本当にうれしく思っています。

Q.これからファンの皆さんにどんな姿を見せていきたいですか

今はまだn.SSign(エンサイン)って豆粒みたいなちっちゃい存在だと思うんですけど、アリーナライブもしますし、次はドームでも活動したい。本当にどんどんどんどん大きくなっていって、「n.SSignは皆さんのおかげでここまで来られたんだよ」という姿をお見せしたいです。

Q.ミュージックビデオ『Higher』の撮影について

育った場所にメンバーと一緒に行くのは不思議な感じでした。メンバーやスタッフと沖縄の話をしていたし、見せたいと思っていました。沖縄で癒されてほしいなぁと思っていたんです。
撮影は結構いろいろな場所でやりました。沖縄美ら海水族館とか残波岬とか。
古宇利島の橋では50m走ダッシュみたいな感じでずっと走っていましたよ。いやあ、きつかったです。部活をしていた頃をちょっと思い出しましたね。毎日走っていた頃を思い出しました。

Q.日本デビューの楽曲に込めた想い

今回『NEW STAR』という曲で日本デビューさせていただくんですけれども、青春あふれるような、希望や夢に向かって頑張るような曲なので、夢に向かって頑張る子たちがいたらその曲を聞いて、「僕も頑張ろう」という風に思っていただきたいなと思います。

Q.アイドルを目指して頑張っている沖縄の子たちにメッセージを

僕も本当に大変でいろいろな思いをしたんですけど…でも、アイドルとかスターになりたいという子たちには、絶対に諦めないでほしくて。私には無理だよって思ってる子も多分たくさんいると思うんですよ、僕もそうだったので。でも人生一度きりなので、一歩踏み出して、やりたいことをやってほしいなと思います。
努力は必ず報われるというのを僕は言いたいですね。報われなかったとしても、自分がやったことに対して、何かしら必ずついてくると思うので。
そこは自信を持って、本当に全力で頑張ってほしいなと思います。僕が応援します。
 
 
【「はいさ~い!n.SSignです!」メンバー全員でカズタの故郷沖縄へ!(未放送インタビュー)】はOKITIVEにて近日公開予定です。

動画はこちら

n.SSign(엔싸인) - 'Higher' MV

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