琉球風水志シウマが教える！シーミー（清明祭）と開運アクション

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～ 今回は人気占い番組にも出演する、琉球風水志 シウマさんが登場！～

―― 2024年はもうすぐ4月4日からシーミー（清明祭）の時期に入るということで、今回は沖縄の行事シーミーについて教えてください。

シウマ
シーミーは、僕もなかなか行けてはいないんですけど、実家の方から今シーミーしてるよなどと連絡があったら、そこに向けて「元気でやってますよ」っていうふうに言うんです。

シーミーは、家族や一族が元気に過ごしていることを祖先に対して伝えるということ。この一年こういうことがあった、だから今年1年も頑張れるように見守ってください。一緒に楽しみましょうねっていうことを報告するんです。

―― 元気であることを報告するほかに、何かした方がいいことはありますか？

シウマ
食べ物です。沖縄の重箱には昆布、三枚肉、かまぼこ、餅とかありますよね。家庭や地域によって内容が変わったりしますけど、いま言ったようなお供え料理は食べた方がいいです。
お墓などその場所に行けなくても、どれか一つでもいいので食べられるものを選んで食べるということが一つの開運行動になるのでぜひ食べてください。

地域や場所にもよると思いますが、お供え物って味が無いものと味付けされているものを2つ用意しませんか？
子どもの頃は味のないやつと味のあるやつの見極めがつかなくて、味のないものを食べて「味ないよ」っていったり「当たりだよ」「外れだよ」みたいな表現を子どものころはしてたんですけど。ちゃんとそれに意味があるということを知ったのは琉球風水を勉強してからです。味のないものはご先祖に、味のあるものは今現在を生きている自分たちにというふうにきちんと区別をして、それぞれ共存しているという考えを表す沖縄の文化ですね。

シウマ
前回お話した十六日祭（ジュウルクニチー）と、このシーミー（清明祭）と両方あって、ご先祖に対して十六日祭は感謝を伝える。シーミーはみんな元気で、また1年過ごせますよねっていう報告を行うということをします。
一族みんなが元気ですよということをご先祖に報告して、みんなでおいしいものを食べる。シーミーは家族でのビーチパーティーの場所がお墓になっただけかな？と思っています(笑)

―― 仕事があったりして、なかなか日程が合わなかったりするんですが…

シウマ
シーミーっていいなと思うのが、参加しやすいように日にちをずらしたりしますよね。合わせられない場合は来週行くとか、今週行けるから一緒にとかっていうふうに。融通をきかせながらもちゃんとシーミーはするという。沖縄に住んでいる人は、行けるタイミングがあるならばできれば行った方がいいと思います。

仕事があるとか、家族仲が悪いとか兄弟仲が悪いとかっていう場合は、一緒じゃなくてもいいから、何かお供え物を持っていって「元気でやってるよ」って報告するといいと思うので、シーミーのときはぜひ足を運んでほしいと思います。