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真栄城 潤一

真栄城 潤一

HY「366日」が月9ドラマに…「16年という年月を経て“大きな歌”になってきた」

「ひーでの声が入ったことで、凄く楽になった」

—「366日」はもうJ-POPの名バラードで定番曲と言ってもいいと思います。YouTubeではオリジナルのMVが3000万回以上回ってますし、『FIRST TAKE』のバージョンも1300万回ぐらい回ってて。聞き比べてみたんですけど、説得力の強度とか深みが増してるように感じました。

仲宗根:歌い方もだいぶ変わってますからね。

—今回はどんな形になったのでしょうか?

月9ドラマ 366日 HY仲宗根泉

仲宗根:今までは、例えば男性が歌う時って私のメロディーのキーを落として、そこに私がハモるという形では2回ほどやったんです。川崎鷹也さんと清水翔太さんがやってくれて。でも私のメインのメロディーに男性の声が入ってくるのは無かったんですよ。それを今回ひーでにやってもらいました。

新里:ドラマをきっかけに、デュエットバージョンのちょっと新しい「366日」を皆に届けられたらいいなって。歌詞の意味と深さ、歌い方の難しさを知って、僕もこの曲に参加できてめっちゃ嬉しかった。16年という長い間、たくさんの人にずっと歌い続けてもらえていたということは、この歌は木の根っこみたいにしっかりとみんなに届いて根付いている。でも今回はドラマとともに、違うアプローチで僕の声が入ってるという見せ方っていうのも、なんか…いいっすね(笑)。元々こうだったんじゃないかなって感じるくらい馴染んでる気がします。

月9ドラマ 366日 HY 仲宗根泉

仲宗根:嘘だろって思うかもしれないけど、私目立つのは好きじゃないんですよ。私ばっかり見ないで、ってなるんですよ。歌ってはあげたいんだけど、目立ちたくないっていう葛藤が実はあって。でも、そこにひーでが入ってくることによって、めちゃくちゃ楽になりました。
バラードを歌う時って、とっても自分を追い詰めるんですけど、それが無くなって、「AM11:00」とかを歌うような感じになったんです。お互いの見せ場があって、男女の掛け合いがあって。それはこれまで一緒にやってきたカバーの時とは違って、私のキーに合わせるから、ひーでの声は結構力強くガンガン出してくるんすよ。ハモってるんだけど、洋楽ロックで男女がやりあうパワフルさみたいなものを感じて、これはこれでしっかり成立したなと。

レコーディングで実際ひーでの声で歌って、ひーでの高音がバチコーンて出た時にめっちゃ気持ち良いなって感じたんです。お互いこれまでずっとやってきたから合わせられる部分もあるし、ハモりも独特で結構難しいラインなんだけどしっかりはまった時、今までにない感じがあって。今まで1人で頑張ってたものを2人で分けることで、こんなに心地良く合わさった音になるんだなっていうことを知れて、凄い良かったですね。

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