公開日

高校サッカープレイヤーにとって最高の舞台へ!

高校サッカープレイヤー最高の舞台へ!

「明日へ。そして未来へ!!!」をテーマに、第100回を迎えた全国高校サッカー選手権大会。かつて大迫勇也や長友佑都など日本代表で活躍する選手が輝きを放った歴史ある大会もすでにベスト4が出そろった!

憧れの全国の舞台へ沖縄代表として駒を進めたのは31年ぶりの出場となった西原高校。しかし善戦するも及ばず初戦で敗退。その様子の舞台裏を担当ディレクターがレポート!

気温差17℃!?凍てつく寒さの中で熱戦が繰り広げられた

非常に強い寒波が押し寄せる年末の関東。
会場の等々力陸上競技場(神奈川県)は晴天、朝9時の気温は4.8℃。
この日沖縄の気温は22℃と17℃の気温差があり、
西原高校にとってはいつもと異なる過酷な環境の中で伝統の強豪校と対戦した。

晴天の等々力陸上競技場(神奈川会場)

好セーブ連発!守護神・仲村

西原高校の相手は、中村俊輔などを輩出した神奈川の名門・桐光学園。
2019年のインターハイを制した桐光学園はまさに歴戦の猛者。
その猛者を相手に西原高校は善戦した。その立役者の一人がゴールキーパーの仲村太希選手。
前半だけで桐光学園の10本のシュートを防ぎ、気を吐く。

高校サッカープレイヤー最高の舞台へ!
高校サッカープレイヤー最高の舞台へ!

仲村選手の好セーブに奮闘するも、後半に奪われた1点を奪い返すことができず、
試合終了のホイッスルが響いた。
新型コロナの影響で4か月間、思うような練習ができなかった西原高校の選手達。
沖縄県大会決勝から全国一回戦まで約1か月間。その短期間の中で彼らは強くなっていた。球際の激しさやスピード、顔つきまで変わっていたように感じる。
ピッチの外からはメンバーに選ばれなかった選手と保護者が手拍子で鼓舞し続けた。
多くの人の支えがあって、大舞台に立つことができた選手達。
改めて選手や関係者に惜しみない拍手を送りたい。

高校サッカープレイヤー最高の舞台へ!
高校サッカープレイヤー最高の舞台へ!

西原高校 今大会の結果
全国一回戦 ●0-1 桐光学園(神奈川県代表)
県決勝 〇2-0 宜野湾
県準決勝 〇6-2 浦添
県準々決勝 〇4-1 那覇
三回戦 〇7-3 宮古
二回戦 〇13-0 八重山

熱戦続く!高校サッカー選手権大会!!!

今大会で100回を迎える高校サッカー選手権大会は、現代の日本サッカーの礎になっている。この舞台を経験し日の丸を背負い、世界で戦っているプレイヤーは数えきれないほどいるが、一方で高校卒業後に家業を継ぐ選手、大学進学や就職でサッカーから離れる選手など、この大会が最後の試合になる選手も多い。

一回戦を戦った西原高校の選手たちが、この舞台で味わったことをこれから選手権を目指す後輩たちや自身の子ども達に伝えていくことで今大会のテーマである「明日へ。未来へ!!!」が形作られていくだろう。

等々力陸上競技場 パターン2

前大会覇者の山梨学院の初戦敗退や高川学園の「グルグルFK」で注目を集める
第100回全国高校サッカー選手権大会!
西原高校を破った桐光学園もベスト8で敗退し、
波乱含みの大会もいよいよ1月8日からは国立競技場で準決勝が開催!2022年1月10日には決勝が行われる!
第100回目の栄冠に輝くのはどのチームか!?
日本サッカー界の歴史に刻まれるであろう名勝負を期待したい。

高校サッカープレイヤー最高の舞台へ!

2022年1月8、10日に沖縄県内のテレビ8チャンネルにて放送。

沖縄テレビでは下記の日程で高校サッカー選手権大会を放送いたします!
準決勝2022年1月8日(土)25:20~29:40放送
決勝2022年1月10日(月・祝)14:00~16:10生放送

あわせて読みたい記事

HY 366日が月9ドラマに…

あなたへおすすめ!