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【家事のタイパ】快適なキッチンの整理収納術を”整理収納アドバイザー”が伝授!
こんにちは、整理収納アドバイザーの親富祖(おやふそ)いつみです。
1年中、毎日使うキッチン。休むことなく稼働するキッチン。
そんなキッチンの整理整頓にお悩みの方へ。プロの技をお伝えします。
キッチンが散らかる原因の多くは、モノの定位置が決まっていないことにあります。
整理整頓の基本は「片づける=元の場所に戻す」ことです。
特に毎日使うキッチンでは、モノが多いと料理がしづらく、安全面や衛生面にも影響を及ぼします。
だからこそ、使いやすさや掃除のしやすさを心がけた収納術が必要。
この記事では、タイパを向上させるための時間術として、食品、調理器具、食器の整理方法について詳しくご紹介します。
キッチン収納術① ストックしている食品の見直し
まずは収納場所にあるストックしてある食品の整理整頓から。
特売日など、ついつい買い込んでしまいがちな食品ですが食べ物には賞味期限、消費期限があります。
どうせすぐなくなるから…と買いすぎたり。
収納場所に詰め込んだままでまた買い足してしまったりなんて経験ありませんか?
食品ロスにならないよう、しっかり見直しましょう。
まずは食品を全部集めて期限切れがないかチェックしましょう!
基本的に開封していないものは常温保存。
開封済みなら冷蔵庫保管します。
粉モノはダニが繁殖する恐れがあるので開封したら冷蔵庫保管をおすすめします!
粉モノは形状が保ちにくいので、密閉できる容器等に入れるとスッキリ収納できます。
粉モノは容器にいれて、さらにそれらをまとめるトレーのような容器を下に置きます。
引き出せるのでストレスフリーです。
キッチン収納術② 収納の前には、まずは分類
お菓子・缶詰・レトルト類・麺類・調味料とまず分類。
ケースや仕切りを利用し、上から見ても分かりやすいよう立てて収納します。
これで一目瞭然!
ごちゃごちゃしているときにありがちな「あれ、どこかにあったはず!」なんて探す手間がなくなります。
また、二度買い防止になるので節約にもつながります!
すぐに食べるモノは見える「お菓子ばち」所などを利用して見えるところに置きましょう。
また、頂き物のお菓子なども美味しいうちに早めに食べちゃいましょう!
キッチン収納術③ 調理器具の整理 必要数と代用品
まずはどのくらいの調理器具が必要か考えてみましょう。
「お玉ってどのくらいあればいいのかな?」
お片付け訪問サポートをさせていただいたお客様からよくこのご質問をいただきます。
答えはご家庭によってさまざまです!
複数の料理を一度に作るのなら、1つでは少ないかもしれません。
でもお鍋が2つしかないのに3つは使わないかもしれませんね。
必要な数だけを持ち、常に管理できる数だけ持つことが大事です。
また、収納スペースで眠りっぱなしになってい後る調理器具はありませんか?
例えば使用後、洗う手間がかかるもの、出し入れが大変な重いもの、大きな土鍋、ホットプレート等。
ライフステージの変化によって不必要になるものなどもあります。
そんな場合、他のモノで代用してみてるのもおススメです。
ボウルが足りなければ丼の器や、菜箸ではなく短い箸。
すき焼き用の鍋、専用の鍋以外でも、代用可能です。
モノが減れば家事の時短にも繋がります!
毎日使うモノは意外と少ないないことを発見したら、大成功です。
キッチン収納術④ 食器の整理
食器はライフスタイルが変わるタイミングでの見直しがおすすめです。
ベビー茶碗やスプーンなど使えるけれど、もう使わないもの。
思い出が詰まっているから処分するのはちょっと…と。
お気持ちわかります!
思い出BOXにしまいましょう。
3人家族なのに5枚セットで買ったお皿。
2枚は2軍として収納しておいてもいいですね!
調理器具と一緒で食器も毎日使うのはほんの一部だけだった
と思えるかもしれません。
もっと整理したい!という方へ!
「手放しやすい食器」とはどんなでしょう?
割れたり破損した食器やカップのないソーサー。
ノベルティーで貰った食器やグラス。
その他には重くて使いづらい食器等は、思い切って処分しましょう。
「日常使いはもったいない」使わないこそもったいない
来客用、お祝い、記念でいただいたもの、アンティーク、ブランドものなど、高価でもったいない、と使っていない食器等、ありませんか?
眠ったままにしておくのはもったいない!!
せっかくの大事にしたい食器があるのなら、是非普段使いをおススメします。
モノは使ってこそ輝きます!
たくさんたくさん使って楽しみましょう。
キッチン収納術⑤ 毎日は使わないけど、いつでも近くに!お菓子作りグッズ
私は、お菓子作りが趣味です。
毎日ではありませんが、時間の余裕がある時に楽しんでいます。
ケーキの型やクッキー型がついつい増えがちですが収納スペースとその容器を決め、
ここに収まるだけ!と決めています。
お菓子作り以外でも使う泡だて器や秤(はかり)は普段のお料理でも使うので、取り出しがしやすい場所に収納します。
お菓子作りをしたい時、すぐに取り出せ探す手間を省き、いつでも趣味に没入できる日常を作っています。
キッチン収納術 まとめ
少々ずぼらな私。できるだけワンアクションでスムーズにお料理をしたいと思っています。
自分にあったものの量にする事で、キッチンはスッキリと見え、また油汚れから守ることもできます。
お掃除も簡単になって一石二鳥です!
私にとってお片付けをすることは暮らしの土台作りです。
毎日使うキッチンを快適ににすると、自ずと心地よい空間になります。
次回は、もっと詳しく我が家のキッチン収納をご紹介します!
是非お楽しみに!
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