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【悲報】沖縄で人気の女性グルメブロガー44歳”胃がん”で逝去「明日死ぬかって言ったらそうでもなくて、少しは時間が残されているから」伝えたい想い
「がんになったのは不幸だが、人に恵まれている」胃の全摘出手術

当時42歳でスキルス胃がんと診断されたユッキーさんは、「愛する子どものために頑張らなきゃいけない」という強い思いを抱き、病と向き合っていました。
彼女は食が細くなったため2023年3月に胃カメラ検査を受け、がん細胞が発見されました。結果を知るまで不安な日々を過ごしながらも、息子との時間を有意義に過ごすことを考えていたといいます。診断を受けたときには、むしろ「覚悟が決まった」と前向きな気持ちになれたそうです。
治療を担当したのは、胃がん治療のエキスパートである二宮基樹医師です。
彼の判断で手術が異例の速さで決まり、2023年4月20日に胃の全摘出手術が行われました。スキルス胃がんは粘膜の下に広がるため、発見が難しく進行が早いのが特徴で、通常の胃がんと比べて診断・治療に困難が伴いますが、今回の診断は偶然にも幸運が重なったものでした。
ユッキーさんは「がんになったのは不幸だが、人に恵まれている」と感謝し、同じような病で苦しむ人々や早期発見に役立ててもらいたいとの思いで取材に応じました。彼女の経験はがんに対する気づきを与えるもので、特に若い世代に定期検診の重要性を伝えたいと願っています。
また、定期健診を受けていない人は進行がんの発見が多くなっていることも指摘されています。二宮医師も定期健診の大切さを強調し、胃がんの早期発見には受診が重要であると呼びかけています。
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