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「常に心身の準備ができている」B3から移籍の平良彰吾、琉球ゴールデンキングスが契約延長した“意味” 成長へ岸本隆一から助言も
️B1レベルの「ディフェンスと身体能力」

京都戦後の会見で、平良にも島根戦の自己評価を聞いてみた。
「いろんな方に『流れが変わった』と言ってもらえました。自分がやれることは、どんな点差でも、どんな時間帯でも、やるべきことにフォーカスしてプレーをすることです。キャリアを通してそういう風にやってきたので、そこを評価してもらえたのは、自分の軸をぶらさずにやってきた成果だと思います」
今回の契約延長に伴い、横浜エクセレンスが発したクラブコメントで印象的な文言があった。「平良選手自身が、常に心身ともに準備が出来ており、横浜エクセレンスでも、琉球ゴールデンキングスでも、献身的にクラブのために動くことが出来る人間性を備えているからこそ、成し得たこの一ヶ月の活躍だったと思います」との部分だ。
確かに、平良はいつも「準備」ができているという印象だ。どんな状況でコートに立ってもハッスルの度合いが変わらない。審判の判定に不満を示すジェスチャーもほとんどなく、ワンポゼッションごとに高い集中力を維持しているように見える。バスケットボールに真摯に取り組む姿勢が「まわりに影響を与えられる」力を生んでいるのだろう。
プレー面においても「自分の身体能力やディフェンス、フットワークはB1でも通用すると思います」と語り、一定の手応えを感じているよう。相手ハンドラーの進行方向を読む力、間合いを詰めるスピード、簡単に押し負けない体幹の強さは特に際立っている。
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