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沖縄の桜前線は大自然と融合し世界遺産ではライトアップ!特別なひとときを「琉球寒緋桜」で体験(本部町・今帰仁村)
本島北部の大自然と融合し咲き乱れる寒緋桜に圧巻の八重岳(本部町)





沖縄本島北部の本部町に位置する八重岳には、7000本もの琉球寒緋桜が植えられており、その一斉開花は壮観そのものです。琉球寒緋桜の開花時期になると、標高453mの山頂から麓にかけて山肌全体が濃いピンク色に染まり、遠くからでもその華やかさを感じられます。
八重岳の最大の魅力は、山を縫うように続く桜並木。
道路沿いに植えられた琉球寒緋桜が車道を覆うように枝を伸ばしているので、桜のトンネルができあがっています。
特に斜面を登っていくと、濃いピンクの花々と青い空のコントラストが絶景。



そして八重岳の上の方まで登っていくと、ジャングルに迷い込んだような亜熱帯植物たちの中に突如ピンク色の絨毯が広がっているような、不思議な光景に目を奪われます。
この独特の景観は八重岳ならではで、ほかの桜の名所では味わえません。
2025年1月末現在、八重岳の琉球寒緋桜は7分咲きほど。
2月1日・2日の週末には、見頃を迎えると予想されるので、ぜひ一足早い春の訪れを感じてみては。
ちなみに、道路はあまり広くない上に車の往来が多く、駐車場は非常に数が少ないため、基本的には徒歩での散策はおすすめしません。もしも車を降りて写真を撮影する際は、周りに十分に注意をしてください。
また、八重岳は地元の方の努力もあって美しい光景を見ることができます。路上駐車やゴミのポイ捨てなどの迷惑行為はせず、節度のある行動で美しい八重岳を楽しみましょう。
関連イベント:もとぶ八重岳桜まつり(例年1月後半〜2月初旬に開催)
八重岳桜の森公園にて、2025年1月18日 ~ 2025年2月2日に「もとぶ八重岳桜まつり」が開催されます。
祭りの会場では地元特産品の販売やステージイベントが行われ、沖縄の文化や料理を楽しめます。
もとぶかりゆし市場から八重岳桜の森公園まで、無料のシャトルバスも運行されていますのでぜひご利用ください。
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