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長嶺 真輝

長嶺 真輝

大舞台が「大好き」と言い切る琉球ゴールデンキングスの大型ルーキー”脇 真大”!天皇杯準決勝でも健在だった“大物感”

要所の得点、リバウンドで存在感 ターンオーバーは「ゼロ」

大舞台が「大好き」と言い切る琉球ゴールデンキングスの大型ルーキー脇真大
ドリブルで攻め込む脇

先発の一人としたコートに立った脇。初めの攻撃で岸本隆一の3Pシュートが外れたところへオフェンスリバウンドに飛び込み、ゴール下シュートで早速先制点を挙げた。チームは勢い付き、第1クオーター(Q)中盤で13ー4とリードを広げた。

しかし、三遠の持ち味であるスピード感のあるオフェンスで一気に追い上げられ、13ー14と逆転されてこのクオーターを終了。流れを変えたい第2Q初めのオフェンスで、またも脇が左45度からドライブで切り裂き、レイアップシュートを決め切った。

第2Qは三遠の流れが続いたが、離されかけた時間帯に脇がリングに弾かれたボールをタップし、ファウルをもらいながらそのままリングにねじ込む場面もあり、チームが我慢を続ける原動力となった。後半に入ってからもディフェンス網の裏に飛び込んでゴール下シュートを決めたり、オフェンスリバウンドをつかんだりして要所でのプレーが光った。

結果、個人スタッツは21分17秒の出場で10得点6リバウンド1アシスト1スティール。相手にボールの所有権が移るミスを指す「ターンオーバー」はゼロだった。

試合後の総括では、「ヘッドコーチがいない中で、『みんなでしっかり戦っていかないといけない』という話をしていました。リバウンドの部分で相手に勝てたということが今日の勝因かなと思います。そこをしっかりチーム全員でできて良かったです」と淡々と振り返った。

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