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「全ては“運”と“タイミング”だった」【FC琉球 新シーズン開幕前 特別企画#5】平松 昇 選手(26)
J1からJ2、J2からJ3へ「悔しさが原動力」
インタビューではサッカーを始めた幼少期からプロに至るまで20年以上のサッカー人生を平松選手自身に振り返って貰った。その中でどうしても一つ本人の口から聞いてみたい事があった。
―Jリーガーになるという夢を叶えて、その夢の舞台ではJ1からJ2へ、J2からJ3へとキャリアと共にカテゴリが落ちているという現状もあります。平松選手自身はどのように感じていますか?
「悔しさが大きいですね。今FC琉球でプレーできていることはとても幸せな事ですが、これまで通用してこなかった経験、自分の力不足、必要されなかった悔しさ。そのような感情をいつも感じながら過ごしています。ただ今ではそれがモチベ―ジョンになっていますね」
平松は笑顔で答えた。思い悩む時期も琉球で出会ったベテランに救われる事が多かったという。
「ベテラン選手には恵まれてましたね。野田さん阿部さんキヨさん…、去年は困ったときはすぐ六さん(六反勇治)のところに言って飯行きましょって誘ってましたね。笑 プレーで悩んでいる時はどう見えていますか?と良く聞いて。経験をもとに色んなアドバイスをくれました」

平松の心を支えた多くのベテランたちがチームを去りチームは若返った。
次は自分がプレーでチームを支えたいと力を込める。
「ゴールやアシスト、数字の結果ももちろん欲しいですが、大事にしたいのはチームが苦しい時間帯に走って守備をする切り替えの部分。またゴールに繋がるアシストの一つ前の起点など、一つ一つの繋がりを大事にしていきたいと思っています」
🖊取材メモ
練習会場や試合会場でお会いするたびに爽やかな笑顔で挨拶をしてくれる平松選手。
自炊に力を入れているそうで料理の腕前はご覧の通り!

趣味はキャンプで、キャンプ中でもおいしそうなアヒージョを調理!

オフシーズンは料理の腕を振るい数々の逸品を生み出す平松選手。
新シーズンは強烈な左足で得点とアシストを生み出します!
取材・執筆:植草凜(沖縄テレビアナウンサー)
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