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いよいよオープン!2025年7月25日開業「JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)」のこれまでと最新情報を一挙公開
目次:
・「JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)」最新情報を一挙公開
・「JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)」料金
・「JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)」最新アトラクション情報
・「JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)」飲食店情報
・スパ「SPA JUNGLIA」情報
・コンセプト「Power Vacance!!」
・「JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)」開業の地に沖縄が選ばれたワケ
・開業までに約1500人を雇用予定。気になる給与や待遇面は?
・懸念される交通渋滞への対策
・開業はもうすぐそこ!沖縄の雄大な自然と未来を感じよう!
「JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)」開業の地に沖縄が選ばれたワケ

さてここからは、感動と興奮の贅沢体験が満載の「JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)」が開業にいたるまでの軌跡を、OKITIVEにて公開してきた記事を元にご紹介していきます。
壮大なプロジェクトの裏側を垣間見ることで、「JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)」をより楽しめるのではないでしょうか。
まずは、「JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)」開業にあたり、沖縄県内の中小企業が出資できる仕組みができたこと、そもそもなぜ沖縄という場所が選ばれたのかについてご紹介します。
株主の7割以上が地元沖縄の中小企業による資本となったプロジェクト
>森岡毅氏率いる刀が推進する沖縄北部テーマパーク事業への投資ファンドが組成。テーマパークについて当事者3人にあれこれ聞いてみた
2022年6月、ジャパンエンターテイメントは、沖縄県の中小企業を支援しているSCOMと協議を重ね、SCOMが運用するファンドを通じて県内の中小企業がこのテーマパーク事業に出資できることを発表しました。

ジャパンエンターテイメントの代表取締役を務める加藤健史氏は、ファンドを設立した意図として「沖縄に持続可能な事業を作っていきたい」ということを挙げています。
そのために、沖縄県北部地域経済への貢献、沖縄観光産業への貢献、観光立国日本への貢献という3つの柱を掲げ、多くの地元・沖縄の企業が株主となれるような仕組みを作ったと話されました。
その結果、開業に向けて投じた総事業費は、約700億円。株主の実に7割以上が地元資本という、まさに地元沖縄の期待を一身に背負ったプロジェクトとなっています。
テーマパーク事業の展開場所に「沖縄」が選ばれた理由

加藤健史氏は、沖縄には大きく2つの秘めたポテンシャルがあると語ります。
1つは、南国のリゾートに行きたいという需要を生む沖縄は、半径4時間圏内の中に20億人の人口がいるという地理的な優位性。
2つ目は、世界でも屈指の透明度のある海をはじめ、世界遺産に選ばれるようなやんばるの森といったアセット(資産)がたくさんあること。
USJに在籍していた際に沖縄で事業ができないか検討した結果、こういった多くの可能性を秘めているとわかったそうです。
2023年11月27日、東京で「JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)」の2025年のオープンについて記者会見が行われた際、OKITIVEでは、株式会社刀の代表取締役兼CEOである森岡毅氏に、「なぜ沖縄なのか」という点を中心に取材をしました。
この取材の中で、森岡氏も、上述した加藤氏と同じ理由を話しつつ、さらに沖縄には「ここでしかできない体験」があると語っていました。
>刀 森岡 毅CEOがテーマパーク『JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)』開業に沖縄を選んだ勝ち筋。その先の未来は必然か?
「独特の文化、独特の食事、独特の音楽、独特の言葉がありますよね。そして独特のホスピタリティがありますよね。僕にとってもエキゾチックなんですよ。そして、日本人にとってもエキゾチックなんです。世界に通用する、魅力があふれる場所なんです。」
なぜ沖縄なのか。
地元住民の理解を得るためにも、森岡氏をはじめ多くの関係者がさまざまな場所で繰り返し、沖縄の持つポテンシャルについて語ってきました。
沖縄の未来を見据えた取り組み

森岡氏や加藤氏は、「JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)」開業後の沖縄の未来まで見据えていると語ります。
「沖縄北部の魅力は、唯一無二の価値である自然を大切にした先にしかない。環境に配慮したコンテンツ作りができなければ、沖縄の未来はない。「JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)」開発にあたり、もともとあったゴルフ場よりもさらに木を植えてジャングルに戻していることを知って欲しい」と語る森岡氏。
開発に際して今ある自然が害われてしまうのではないかといった懸念はつきものと言えますが、自然をはじめとした沖縄の持つポテンシャルに長年注目してきた森岡氏だからこそ、環境に最大限に配慮したテーマパークとなっているのでしょう。
>株式会社「刀」森岡毅CEO「県民が誇りに思えるよう全力を尽くします」ジャングリア沖縄沖縄の展望
沖縄の観光といえば、もちろん北部にも美ら海水族館や古宇利島をはじめとした素晴らしい観光資源がありますが、やはり南部に集中しているというのが現状です。
「JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)」を開業することで、北部に長く滞在する仕組みづくりを行っていくと、加藤氏は語ります。
また、「JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)」では旅行者が求めている価値を創出することで沖縄というブランドを強くしていくことを目指していくとされています。
>「沖縄から日本の未来を」”ジャングリア沖縄の観光革命” ブランド力の差、観光人材育成、課題解決しともに歩む街づくり…加藤健史氏”6つの取り組み”
>株式会社 刀 森岡氏 ジャングリア沖縄沖縄は「変化の“起点”は作れる」本質は「“売れる仕組み”を作ること」”おきなわブランド戦略”
沖縄のリーディング産業として位置付けられる観光業ですが、低賃金かつ重労働というあまりよくないイメージをまとっていることが現実です。
しかし「沖縄の魅力を価値のある存在として消費者に浸透させ、県内外の多くの人たちに選ばれる」ということを考えると、やはり観光業に従事する人材の育成と輩出は、避けては通れない問題といえます。

そこで森岡氏は「大学機関と連携しながら、JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)を日本の中での観光学を学ぶための拠点とする」との考えを述べています。
そのために、JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)の開業予定地近くに所在する名桜大学と連携協定を結び、テーマパークを実戦の場所として使いながら観光人材としてのスキルを身につけた人材を沖縄から輩出していくことの発表もありました。
2025年4月時点では、名桜大学のほかに、大分県に所在する立命館アジア太平洋大学とも連携協定を結んだことが発表されており、今後も県内外の大学と連携協定を結んでいくとされています。
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