エンタメ,スポーツ
公開日
「満足いくゲームは1試合もない」「必ず殻を破れる」キングス躍進の鍵を握る崎濱秀斗…“苦悩と成長”を糧に覚醒できるか
勝負の鍵握るセカンドユニットとしての覚悟
レギュラーシーズン再開直後に対戦する広島には、昨季キングスで活躍した伊藤達哉や帰化選手となったメイヨ・ニックなど力のある選手が名を連ねる。
続く名古屋Dも日本代表の齋藤拓実や元キングスの今村佳太らスター選手が所属し、崎濱は「受け身になったら本当にやられる。セカンドユニットが出た時に、どれだけスタートのメンバーにつなげられるかが勝負の分かれ目になってくると思います」と覚悟をにじませる。
なかなか理想とするプレーを体現できていないもどかしさこそあれど、自らを突き動かす原動力は変わらない。プロ入りしてからたびたび口にしている言葉を、この時も言った。
「子どもの頃にキングスからたくさん元気をもらい、バスケットボールへのモチベーションが高くなりました。今は自分が沖縄の子どもたちにそれをするということが、一番したいことです」
揺るぎない原点を胸に、プロ選手としてもがきながら進化を渇望する若き挑戦者。殻を突き破る瞬間は、そう遠くないかもしれない。
あわせて読みたい記事

