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カギダンススタジアム2025で優勝した沖縄の小禄高校ダンス部を取材!「自分たちで考え、決める!」その強さに迫る
2025年の年末に放送した『新しいカギ!6時間超え生放送SP~日本一たのしい年越し!~グランドオープニング』で素晴らしいダンスを披露した小禄高校ダンス部。2025年4月の「カギダンススタジアム2025」で日本一に輝いた舞台裏や、日々の練習にかける思いなどに迫った。
目次:カギダンススタジアム2025で優勝した沖縄の小禄高校ダンス部を取材!
・小禄高校ダンス部の練習風景
・部長の宮城ゆめさんインタビュー!「不安はあったけど、自分がこの部を強くしていきたい」
・絆が深いからこそ、何でも言い合える関係
・優勝した時は、夢の中にいるような感じだった
・部員から見たMARKコーチ
・小禄高校ダンス部 取材後記
別記事:生徒からの「”日本一になりたい!”という言葉で全てが変わった」コーチMARKが語る
小禄高校ダンス部の練習風景
取材を行ったのは、平日のちょうど夕焼けが空を染めはじめる頃。学校の外広場には、部員たちのにぎやかな声が少しずつ集まってくる。笑顔で言葉を交わしなたらも自然と列ができ、明るくも徐々に真剣な雰囲気になっていく。
小禄高校ダンス部の活動は、まず部員の出欠確認から始まる。その方法は少し独特で、部独自の出席表を作成し、日々の参加状況を細かく管理しているという。欠席の回数によってはイベントに出演できない場合もあるそうで、その仕組みからは、普段の練習一つひとつに真剣に向き合う姿勢と、高い意識のもとで活動している様子がうかがえる。
そして次に行われるのがミーティングだ。ミーティングでは、部長の宮城ゆめさんをはじめとする各リーダーが中心となり、その日の練習の狙いや全体の方向性を丁寧に共有。意見を交わしながら認識をすり合わせ、チーム全員が同じ目標に向かって動けるよう、入念な確認が行われていた。
そして、いよいよ本格的なフォーメーションやダイナミックな練習が始まるかと思いきや、まずはアップからスタート。最初はストレッチで体をほぐし、その後は筋力トレーニングへと移っていく。「ワン、トゥー、スリー、フォー…」と部員たちの大きな掛け声とともに、首、背中、腕、腹筋、脚と、部員たちは全身の筋肉をまんべんなく鍛えていた。
コーチのMARKさんによれば、「沖縄でいちばん筋肉をつけよう」という目標を掲げ、日々のトレーニングに取り組んでいるのだという。
また、ストリートダンス特有の「はじく」動きであるHit(ヒット)を取り入れたトレーニングや、ジャズダンスのしなやかな動きを取り入れたアップが行われる。
MARKさんによれば、これはダンスの表現の幅を広げるための狙いで、使えそうな動きはジャンルを問わず積極的に取り入れていきたいという思いがあるそうだ。
ようやくアップが終わった頃には、すでに練習開始から1時間以上が経過していた。コーチのMARKさんは、「高校ダンスで最も大切なのは基礎です。もちろんスキルや表現力も重要ですが、すべては基礎があってこそ」と語る。見ているだけでも大変そうなアップだが、部員たちは笑顔を絶やさず、明るくこなしている。アップ中は常に互いに大きな声で鼓舞し合い、全体を盛り上げる。その熱気と連帯感があるからこそ、つらいトレーニングも笑顔で乗り越えられるのだろう。
残りの時間は、部員たちがいくつかのグループに分かれて振り付けの練習に取り組んでいた。取材時には、近く迫る自主公演に向けたプログラムの練習を行っている最中で、各グループがそれぞれのパートを確認しながら丁寧に仕上げている様子だった。
コーチのMARKさんは各グループの練習を見守りつつ、細かく指示を出すというよりは、部員たちの自主性を尊重しながら適切なアドバイスを与えているように見える。後のインタビューで語ったところによれば、MARKさんは「コーチである自分が決めるのではなく、部員たち自身が考えて決めてほしい。自分はその手助けや道しるべになる存在であればいい」と考えているとのことだった。
公演が近くなると、公民館などでの練習もあるそうだが、平日の短い練習時間の中でも、明確に目標意識をもって練習に取り組んでいる小禄高校ダンス部。楽しく笑顔で練習に取り組む中にも、目標をしっかりもって自分たちで考えるというMARKさんのイズムがしっかり浸透している。
では実際に、部員たちはどのような思いで日々の練習に取り組んでいるのか。小禄高校ダンス部部長の宮城ゆめさんにインタビューを行い、率直な声を聞いた。
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