アジア・エスニック,グルメ,本島中部,沖縄市
気づけば20年。野菜の彩りとアイデア豊かな週替わりランチメニューを「roguii(ロギ)」でいかが?(沖縄市)
沖縄市で店を構えて、気づけば20年。「roguii(ロギ)」のはじまりは、山城ご夫妻の二人三脚でした。
子育てがはじまったころ「家でできる仕事をしたい」という想いから服飾の道へ進むことを決意した美佳さん。現在はインド綿を中心に、涼しくて着ていて楽しくなる服を手がける「SANKAKU」として活動し、海外で展示会や販売を行うほどになりました。
美佳さんの服飾のお仕事が忙しくなったこともあり、2024年11月にお店を改装。焼き菓子を美佳さんが担当し、現在はご主人でありオーナー・山城穂積さんが、調理から接客までを一人で担いながらお店を守り続けています。
「roguii(ロギ)」では、週替わりで登場するA・B・Cの3種類のメニューを楽しめます。今回は、そのなかからBの「2種盛りプレート(税込1500円)」をいただきました。
さっそくご紹介していきます!
目次
「roguii(ロギ)」の2種盛プレートで野菜もお肉もたっぷり楽しんじゃおう!
今回の「2種盛りプレート」の内容は、エスニックハーブキーマと国産手羽元ココナッツ煮。まわりにはサラダと3種の副菜が添えられています。
プレートが運ばれてきて、まず私の目を奪ったのは、玄米とキーマを覆うエスニックハーブの存在感!オーナー・山城穂積さんにうかがうと、紫蘇・ミント・パクチー・ネギの4種を使用しているのだそう。
最後にドライオニオンを振りかけて完成です!
ハーブに覆われている沖縄県産豚肉のキーマと玄米を一緒にいただきます!
細かい豚肉はしっとりとしていて、噛むたびに豚肉のじゅわ~っとした旨みが広がります。
やわらかく炊き上げられた玄米は粒立ちはありながらもふっくらとしていて、キーマのコクをやさしく受けとめてくれます。
そして、なんといっても一皿を印象づけているのが、たっぷりとのせられたハーブ。紫蘇やパクチーの香りに包まれるなか、ふと顔を出すミントの爽やかさがアクセントになり、後味をぐっと軽やかにしてくれます。
スパイスのコク、玄米のやさしさ、そしてハーブの清涼感。食べ進めるごとに、味わいが少しずつ変化していく、楽しい一皿です。
半分ほど食べ終わったころ、オーナー・山城穂積さんが一言、「お皿にあるライムかけてね」。
アドバイスどおりライムをきゅっと絞ると、味わいがぐっと引き締まり、爽やかさが一段とアップ。スパイスのコクのなかに柑橘の酸味が重なり、また違った表情のキーマを楽しめました!
エスニックハーブキーマをいただいたあとは、国産手羽元のココナッツ煮をいただきます。
ココナッツミルクをベースにしたスープのなかには玉ねぎもあり、まろやかな甘みとコクが広がるやさしい味わい。仕上げに散らされたパセリと黒こしょうが、全体をきりっと引き締めます。
さらにアクセントになっているのが、自家製の発酵唐辛子とこぶみかんの葉。
ほんのりとした辛みと発酵ならではの奥行きが加わり、トムヤムクンなどのエスニック料理にも使われるこぶみかんの葉が、柑橘のような爽やかな香りを添えエスニック感を引き出しています。
スープのまろやかな味わいを楽しんだあとは、手羽元!骨付のお肉にしゃぶりつき味わうこの瞬間こそ、食べ歩き好きな私が思わず夢中になってしまう至福のひとときです。
もう一度、プレート全体を見てみましょう。
自家製キャロットドレッシングをかけたサラダに、さっぱりとしたキャロットラペ。クミンとマスタードシードで風味をつけた芋、そしてガーリックと塩こしょうで味付けしたブロッコリーが彩りよく添えられています。
主役のカレーやココナッツ煮を引き立てながら、ひと口ごとに味の変化を楽しませてくれる副菜たち。プレート全体のバランスのよさも魅力のひとつです。
緑のアーチをくぐっていく「roguii(ロギ)」までの道のりとアートな店内
坂道の途中にある、「roguii P」と書かれたコンクリートブロックと、矢印が描かれた木のサインが目印。緑に覆われたなかに、すっと一本の道が現れます。
矢印にそって、そのまま奥へと進んでいきましょう。
木々のアーチを抜けるように進むと、静かな森のなかに「roguii(ロギ)」の駐車場が姿を現します。
街の喧騒から少し離れた、まるで隠れ家のような場所です。
駐車場は広々としていて、車は10台ほど停められるのであんしんです。
駐車場に車を停めると、目の前に階段が見えてきます。階段を登りきった先が「roguii(ロギ)」です!
表札代わりは使い古されたフライパン。「ROGUII」と「OPEN」の文字が出迎えてくれました。
店内に入ると、大きな窓から差し込む自然光が、木材のイスやテーブル、ドライフラワーたちをやさしく明るく照らしています。
窓際に置かれたオブジェは、店内にさりげないアートの雰囲気を演出。オーナー・山城穂積さんの友人の彫刻家や陶芸家の作品、そして美佳さんが旅先で拾ってきた石など、一つひとつに小さな物語が宿っているようです。
「Roguii(ロギ)」に来たときには食事だけでなく、店内の隅々にあるアートを楽しむのもいいかもしれませんね。
「roguii(ロギ)」のメニューを紹介します♪
「roguii(ロギ)」の週替わりメニューは、お肉かお魚のプレート、カレー、そしてパンとデリの3種類を軸に展開しています。
使われている食材は、オーナー・山城穂積さんが自ら市場やお店に出向き、一つひとつ確かめながら選んだものばかり。
そして、「roguii(ロギ)」でランチプレートとならんで人気なのが、デザートメニュー。
小学3年生の頃からお菓子作りをはじめたという美佳さんが手がける焼き菓子は、ランチのあとでも思わず食べたくなるやさしいおいしさです。
ドリンクメニューにある月桃スカッシュなども、庭に生えている月桃を使って作られているのだそう。店のまわりの自然を、そのまま一杯に閉じ込めたようなドリンクです。
「roguii(ロギ)」のデザートもお試しあれ♪
ランチプレートを食べ終わったあと、まだまだ胃袋に余裕がある私はデザートメニューの一つ目に書かれていたバスクチーズケーキを注文しました。
表面はこんがりと焼き色がつき、スプーンを入れるとなかはしっとりなめらか。ひと口食べると、チーズのコクとやさしい甘さが口いっぱいに広がります。
外側のほろ苦い香ばしさと、なかのクリーミーな食感のコントラストもバスクチーズケーキならでは。食後でも重たく感じず、ゆっくり味わいたくなるおいしさです。
「roguii(ロギ)」の核にある想い
レジ前にならぶ焼き菓子は、すべて植物性の材料を使用。フードメニューにはお肉や魚も取り入れているからこそ、焼き菓子は誰でも楽しめる素材で作りたいと思ったのだそう。
旅好きな奥さま・美佳さんが旅先で出会ったおいしいお店の数々。
「いいお店に出会うっていいな」「飲食業ってすてきだね」と感じた経験のなかで芽生えたのが、「一つのテーブルを囲んで、みんなが“おいしいね”と思える時間をつくりたい」という気持ちでした。
オーナー・山城穂積さんも、立ち上げ当初にともに働いていたスタッフとともに多くを学び、少しずつ料理を形にしていきました。その二人の積み重ねが、いまの「roguii(ロギ)」の料理の核になっています。
店名の「roguii(ロギ)」のヒントになったのは、オープン前に訪れたフランスで見かけた“やどり木”のかわいらしさ。
フランス語でやどり木は「gui(ギ)」。帰国後、テレビで見たほかの飲食店の名前から着想を得て、響きを組み合わせ「roguii(ロギ)」というオリジナルの綴りと店名が生まれました。
日々のなかで見つける「いいね」を素直に取り入れる。強い意志や決意というより、自然体で続けてきた積み重ね。自然体のなかにあるゆるやかな流れこそが、「roguii(ロギ)」の心地よさをつくっています。
みなさんもふっと肩の力を抜き「roguii(ロギ)」でごはん時間を過ごしてみませんか?
Information
- roguii(ロギ)
- 住所
- 〒904-2174 沖縄県沖縄市与儀2丁目11−38
- 営業時間
- 11時~16時(L.O.15時30分)
- 定休日
- 日・月・火
- 駐車場
- 有
- 支払い
- 現金とPaypayのみ
- SNS
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