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“打倒沖尚”、“打倒末吉”を合言葉に迎え撃つ興南学園 我喜屋監督、砂川、島袋コーチの末吉包囲網とは!?
アスリートにおける最高のパフォーマンスがいつ表現されたかは、市井にとって非常に気になるところ。圧倒的な力を持つがゆえにそのエクセレントなシーンは衝撃かつ斬新であり、現場にいた者は歴史の生き証人となる。
昨夏の甲子園優勝投手の冠を掲げる沖縄尚学・末吉良丞の最高のピッチングは一体、どの試合だったのだろうか。
夏の聖地の序盤は、まさに末吉のひとり舞台だった。
2025年8月6日夏の甲子園1回戦の金足農業戦で被安打3、奪三振14の完封劇は、全国に“末吉”の名を轟かせた。しかし、これが最高のピッチングではなかった。
それよりおよそ1カ月前の7月12日、夏の県大会準決勝興南戦の6回から4イニングこそ、末吉のポテンシャルを余すところなく出力した本物の姿だと言われている。4イニングで被安打0、奪三振6、ストレートはMAX150キロ、興南打線をまったく寄せ付けずに抑え込んだ。
のちに末吉自身もweb媒体のインタビューで「この興南戦がマックスであり、甲子園では普通でした」と答えている。
翌日のエナジックとの決勝戦、4対1でリードした8回表、末吉はギアを一段階あげて唸りを上げるボールで三者三振に切って落としたシーンも圧巻だったが、前日の興南戦のピッチングのほうが凄まじかった。悪鬼羅刹のごとくではないが、高校野球の中にひとりプロの一軍のピッチャーが投げているような球の質、投球内容、マウンドでの佇まい、すべてにおいて次元が違うピッチングを見せつけたのだ。
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