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フードライター山内朝美(OFNE)

フードライター山内朝美(OFNE)

2025年8月OPEN!選び抜かれた沖縄県産食材のおいしさを「パーラーぬちぐすい」で楽しんでみませんか?(那覇市)

2025年8月OPEN!選び抜かれた沖縄県産食材のおいしさを「パーラーぬちぐすい」で楽しんでみませんか?(那覇市)

2025年8月5日、那覇市久米のビル2階にオープンした「パーラーぬちぐすい」。店主の佐藤大地さんは、コンビニ業界で店舗運営のアドバイザー、経営支援や広報など幅広い経験を積んできました。各地を巡るなかでご自身の力で起業する夢が芽生え、沖縄県久米(くめ)の魅力に惹かれ開業へと踏み出しました。

料理を手がけるのは、元パティシエ・レシピ本出版経験あり・オーガニックレストランの運営シェフの経験を持つ、現場たたき上げの森本桃世さん。森本さんは発酵食の魅力を発信している実力派。沖縄県産の食材を使って一品一品ていねいに仕上げられた料理は、素材本来のおいしさを味わえます。

今回は、店主・佐藤さんとシェフ・森本さんが生産者のもとへ足を運び、食材への思いやこだわりに触れながら選び抜いた食材で作る「パーラーぬちぐすい」のメニューを紹介します。朝・昼・夜、それぞれの時間帯で楽しめる、沖縄の恵みを生かした料理の数々に注目です。

目次

「パーラーぬちぐすい」の沖縄を感じずにはいられない月桃ちまきプレートで迎える朝

2025年8月OPEN!選び抜かれた沖縄県産食材のおいしさを「パーラーぬちぐすい」で楽しんでみませんか?(那覇市)

店主・佐藤さんとシェフ・森本さんが、糸満市にある「農水苑・虹」の月桃の葉を目にした日が、月桃ちまき誕生のきっかけです。
国産もち米をベースに、人参やしいたけ、ひよこ豆を合わせ、さらに那覇市の「松尾芭商」オリジナル薬膳スパイスを加えて仕上げています。

2025年8月OPEN!選び抜かれた沖縄県産食材のおいしさを「パーラーぬちぐすい」で楽しんでみませんか?(那覇市)

月桃の葉をそっと開くと、湯気とともに爽やかな香りがふわり。もちもちとした食感の国産もち米に、具材のうま味と薬膳スパイスの奥行きのある風味が重なります。
ひと口頬張れば、思わず声がこぼれてしまうおいしさ。朝から心もおなかも満たされる気持ちになります。

2025年8月OPEN!選び抜かれた沖縄県産食材のおいしさを「パーラーぬちぐすい」で楽しんでみませんか?(那覇市)

「月桃ちまきプレート(税込1400円)」には、メインの月桃ちまきを囲むように、旬の野菜を使った野菜デリ、温泉卵・自家製納豆醤油麹添え、自家製アンダンスー、漬けものなどがならびます。

自家製アンダンスーにはヨモギやウコンを加え、奥行きのある味わいに。さらに、手間暇かけて作る自家製紅しょうがが彩りを添え、沖縄の食文化を感じられるプレートとなっています。

2025年8月OPEN!選び抜かれた沖縄県産食材のおいしさを「パーラーぬちぐすい」で楽しんでみませんか?(那覇市)

「月桃ちまきプレート」に付いてくるもずくスープも見逃せません。
沖縄県産ブランド豚「キビまる豚」からとったダシをベースに、うるま市・浜比嘉のもずくと国産大豆を使用した池田屋の豆腐を使用。素材のうま味がじんわりと広がるやさしい味わいで、プレート全体をやさしくまとめてくれる一杯です。

ギンガムチェック柄のテーブルクロスがかわいい「パーラーぬちぐすい」の内観

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店主・佐藤さんのセレクトの商品
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発酵に関する書籍

ビルの2階にある「パーラーぬちぐすい」。ビル左手の白い階段をのぼって扉を開けると、まず目に飛び込んでくるのは店主・佐藤さんがセレクトした沖縄の雑貨や食品の数々です。シェフ・森本さんが携わった著書もならび、お店の世界観を感じます。

2025年8月OPEN!選び抜かれた沖縄県産食材のおいしさを「パーラーぬちぐすい」で楽しんでみませんか?(那覇市)

赤と白のギンガムチェックのテーブルクロスにはどこか懐かしく親しみやすい雰囲気があり、「パーラー」という言葉がぴったりの温かな空間をつくり出しています。
窓から流れ込んでくる風も心地よく、沖縄らしいゆったりとした空気が流れています。

沖縄県産食材の宝庫「パーラーぬちぐすい」のぬちぐすい野菜プレートで過ごすランチ

2025年8月OPEN!選び抜かれた沖縄県産食材のおいしさを「パーラーぬちぐすい」で楽しんでみませんか?(那覇市)

私がプライベートで訪れた際にほれ込んだのが、「ぬちぐすい野菜プレート・ごはんとスープ付(税込1650円)」です。国産大豆を使用した池田屋の豆腐のフリット(豆腐を揚げたもの)をはじめ、旬の野菜デリ4種、葉野菜のサラダ、野菜グリルを中心として盛り付けられ、プレートには沖縄県産食材が彩り豊かに盛り付けられています。

2025年8月OPEN!選び抜かれた沖縄県産食材のおいしさを「パーラーぬちぐすい」で楽しんでみませんか?(那覇市)

さらに、自家製ケチャップや自家製豆乳マヨネーズなど、市販のものは使わず細部にまで素材のおいしさを引き出す工夫が施されているのも魅力の一つ。

2025年8月OPEN!選び抜かれた沖縄県産食材のおいしさを「パーラーぬちぐすい」で楽しんでみませんか?(那覇市)

旬の野菜を目で楽しみながら、もぐもぐと季節の移ろいを味わうのも醍醐味です。生産地へ足を運び、生産者と交わした言葉や現地で感じた食材の魅力を、一皿のおいしさに込めているのも「パーラーぬちぐすい」ならではです。

沖縄県内初!国頭村産トウモロコシのトルティーヤと島人マッシュルームを使ったオリジナル夜メニュー

2025年8月OPEN!選び抜かれた沖縄県産食材のおいしさを「パーラーぬちぐすい」で楽しんでみませんか?(那覇市)

2025年頃から、耳にする機会が増えた糸満市産の「島人マッシュルーム」。この記事を読んでいる方のなかにも、聞いたことある!という人は多いのではないでしょうか。

「パーラーぬちぐすい」では、島人マッシュルームをあえて薄くスライスせず、大きく頬張れるサイズにカット。国頭村産のトウモロコシを使った沖縄県内初の自家製トルティーヤ生地で包んでいただきます。

トルティーヤの上には自家製ケチャップと自家製豆乳マヨネーズをひき、島人マッシュルームをのせ、パクチーが彩りを添えています。ひと口頬張ると、肉厚な食感とうま味、そしてあふれる肉汁のようなジューシーさは、これまでのマッシュルームのイメージを覆すおいしさでした。

「パーラーぬちぐすい」で感じるおいしさと、沖縄の食・人・地域の可能性

2025年8月OPEN!選び抜かれた沖縄県産食材のおいしさを「パーラーぬちぐすい」で楽しんでみませんか?(那覇市)

気になる人や店があれば自ら足を運び、お店で使う食材を育てる生産者には直接会いに行くという店主・佐藤さん。自分の目で見て、言葉を交わし、一つひとつの出会いを大切にしてきたことで、人の輪は自然と広がっていきました。

沖縄の人が持つ温かさや地域の魅力を、もっと多くの人に届けたい。「パーラーぬちぐすい」では料理を提供するだけでなく、(株)雪月花として「食」にかかわる人々をつなぐ分かち合いの場・語り合う場づくりにも力を注いでいます。気になる方は、ぜひSNSをチェックしてみてください。

一方、シェフ・森本さんは県外で腕を磨き、数え切れないほどの食材と向き合ってきました。豊富な経験を持つ森本さんは、沖縄の食材が持つ鮮やかな色彩や力強い味わいに、沖縄ならではの風土や気候、さらには生産者の人柄までもが表れていると話します。

料理づくりでは、素材そのものの力と発酵の可能性を信じ、おいしさを引き出すことを大切にしており、ひと口ごとに広がる食材本来の味わいに、思わず驚いてほしいのだそう。

「パーラーぬちぐすい」では、朝も昼も夜も、そして四季の移ろいとともに変化する沖縄の恵みと向き合いながら料理を提供しています。生産者のもとへ赴き、自ら見て、聞いて、味わい、納得したものだけを仕入れる。そうして積み重ねてきた時間と信頼関係が、メニューだけでは伝えきれないおいしさや物語を生み出しています。

Information

2025年8月OPEN!選び抜かれた沖縄県産食材のおいしさを「パーラーぬちぐすい」で楽しんでみませんか?(那覇市)
パーラーぬちぐすい
住所
〒900-0033 沖縄県那覇市久米2丁目11-3 第3幸福ビル2階
営業時間
8時~17時(L.O.16時30分)

〈2026年7月より以下の営業時間に変更〉
9時~15時(L.O.14時)
18時~22時(L.O.21時)
※夜営業は金・土・日・月のみ
電話番号
098-963-8102
定休日
火曜日
駐車場
近隣のコインパーキング
クレジットカードの利用
電子マネーの利用
HP・SNS
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