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OKITIVE編集部

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東京の中心でナーベーラー愛を叫ぶ!?

ナーベーラーを片手に笑顔を見せる参加者
沖縄料理のお店に掲げられた案内版

島野菜を代表する「ナーベーラー」(へちま)。

沖縄ではナーベーラーンブシー(へちまの味噌煮)や、みそ汁の具材としてお馴染みだが、全国ではまだまだ食材として認知されていない。
そんな島野菜の魅力をもっと広めたいという会合が東京都内で開催された。
開催されたのは、東京・銀座にある沖縄料理店「銀座in沖縄いいあんべぇ」。

ランチは沖縄そばやタコライス、ディナーはゴーヤーチャンプルーや泡盛などを求めて多くの客で賑わう名店だ。
「ナーベーラー」の会合はあくまでナーベーラーの料理しか提供しないので、お店が休みの日に特別に協力したんだそう。

20年以上の老舗沖縄料理店
那覇市出身の吉元夫妻でお店を切り盛り
県内を代表する酒造所のお酒が並ぶ

「ナーベーラー」の会合を呼びかけたのは、東京都内で建設業を営む沖縄二世の大城朝夫さん。親から譲り受けた茨城県にある農園で、ナーベーラーやゴーヤー、シブイなどを栽培していることは以前OKITIVEでも取材した。

沖縄2世の”ナーベーラー”愛!茨城で畑を耕し故郷を思う

沖縄二世の大城朝夫さん
農園には島野菜の他、ピーマンやナスも栽培
大城朝夫さんが育てたナーベーラー」

大城朝夫さん
「ナーベーラーはあっという間に大きくなるから、収穫のタイミング逃すと大変なことになる。自分や家族で食べきれないから友達に配るけど、みんなの喜ぶ顔が見たいから農園通いを続けられるかもしれない。」

およそ2時間程度で、ナーベーラーの他にもゴーヤーやシブイなどを収穫

ナーベーラーの会合では、大城朝夫さんが育てたナーベーラーを使った料理がふるまわれた。可能性を広げるための試みとしてハチミツを使ったスイーツも登場!
意外な発見もあり、訪れた人達にも概ね高評価だった。

大量のナーベーラーの下ごしらえも一苦労
ナーベーラーの天ぷら
中華風の和えもの
ハチミツをかけるとどんな味?

大城朝夫さん
「「たわし」だけじゃない、ナーベーラーの魅力を広められてよかった。ゴーヤーのようにもっといろんな人に食べてもらうのが夢です。」

沖縄二世の溢れるナーベーラー愛、挑戦は始まったばかりだ。

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