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おいしい味とアートを楽しめる「CAPTAIN KANGAROO OKINAWA(キャプテンカンガルー沖縄)」(本部町)
「抱かれたいバーガー16年連続1位」のキャッチフレーズが有名な、「CAPTAIN KANGAROO OKINAWA(キャプテンカンガルー沖縄)」。2007年の創業以来ずっと、沖縄県のグルメバーガーの先頭を走り続けている、超有名店です。多数のメディアにも取り上げられ、知らない人っているのかな?と思うほど。
今回は、行ったことがある方もない方も必見の、彼らのハンバーガーの魅力をたっぷり伝えていきます!
目次
ドライブ中に目を奪われる外壁アートとおしゃれな店内
沖縄県名護市から美ら海水族館に向かう国道449号線沿いを運転していると、ひらけた場所に突如現れるおしゃれな外壁が「CAPTAIN KANGAROO OKINAWA(キャプテンカンガルー沖縄)」の店舗です。
手掛けたのは主に壁画アーティストとして活動している、京都の「210artworks(ツーテンアートワークス)」。沖縄のアーティスト「HAND SIGNPAINTERS(ハンドサインペインターズ)」によるアート作品も店内にならび、おしゃれな店舗にワクワクします。
店内は打ちっぱなしの内装で、シンプルだけど統一感のあるおしゃれな空間が広がります。7人掛けのテーブルが1つと、2人掛けと4人掛けのテーブルが各6つ、6人ほど座れるソファ席が1つ。
余裕のある席間なので、小さなお子さんもベビーカーごと入店できるのもうれしいポイントです。
11時の開店と同時にたくさんの人が来店し、12時前には満席に。ピーク時は1〜2時間待ちになるので、待ち時間を少なくしたいなら、開店前に行くのがベターです。
ピーク時を避けて遅い時間に行くと、完売になっていることもあるので、注意してください。
台帳に名前と電話番号を記入すると電話で呼び出してくれます。お店の向かいには美しいビーチが広がっているので、電話が鳴るまで海を眺めながらひたすらぼーっと過ごすのもおすすめ。
本を持っていって浜辺で読書をしたり、素足で浜辺を歩く「アーシング」で、デジタルデトックスしたりするのもGOODです!
どれも魅力的な「CAPTAIN KANGAROO OKINAWA(キャプテンカンガルー沖縄)」のハンバーガー12種
ハンバーガーの種類は全部で12種(うち1種はお子さま限定メニュー)。
人気No.1の「スペシャルバーガー」やお店イチオシの「スパーキーバーガー」、さっぱりしたい人に根強い人気の「梅しそ和風チキンバーガー」、極厚トマトとチェダーチーズの肉なし「チェダーチーズトマトサンド」など、どれもおいしそうなハンバーガーがならびます。
パティはシングルかダブルか選べるので、いっぱい食べたい人も大満足!
「スペシャルタコライス」や「スパイシーチキンライス」も絶品なので、大人数で行った際は、ぜひシェアしていろいろな味を楽しんでくださいね。
ドリンクにはビールやコーヒーなどの定番メニューのほか、ミルクシェイクやアイスフロートなど「ザ・喫茶店」なメニューもあります。
懐かしのミルクシェイクやアイスフロートも一緒に、思い切り食べて飲んで「CAPTAIN KANGAROO OKINAWA(キャプテンカンガルー沖縄)」を思う存分楽しみましょう!
押して食べるとおいしさ倍増!盛りだくさんな「スパーキーバーガー」
今回チョイスしたのは、お店のおすすめ「スパーキーバーガー」のシングルパティ。かなりのボリュームにびっくり!ビーフ100%のパティとトマト・チーズ・ベーコン・レタス・バーベキューソース、そしてたっぷりのフライドオニオンが、バンズとバンズの間に見事におさまっています。
倒れないのが不思議なほどのボリューム満点バーガーを前に、「どうやって食べるのでしょうか」と聞かずにはいられませんでした。
「押しつぶすとソースがバンズにしみておいしくなるよ」とアドバイスをもらい押しつぶしてみたところ、崩れることなく見事に小さくなりました。感動的なバランス!そして、テーブルに置いてあるバーガー袋で包み込めば、ボロボロこぼさず美しく食べられます。
最初に口に入ってくるのは、フライドオニオン。パリパリの食感とオニオンの甘みが絶妙です!
ソースがしみたバンズも、外はサクッとなかはフワッとしていて甘みがあり、加えてシャキシャキレタスとパリパリベーコンが次から次へと口のなかに入ってきます。
甘みのあるバーベキューソースが全体のバランスをまとめ、チーズがコクを増し、途中から登場する厚めのトマトが口のなかをさっぱりさせてくれます!
ひとつ食べるとお腹がはち切れそうなほど満腹に。「スパーキーバーガー」は、ガッツリ食べたい人にぴったりです!少食派の人はさっぱり食べられる「梅しそ和風チキンバーガー」が個人的におすすめです!
「CAPTAIN KANGAROO OKINAWA(キャプテンカンガルー沖縄)」のこだわりは、ハンバーガーすべてに詰まっています。
バンズは、ソースをしっかり受け止めるハードバンズを沖縄県名護市の業者に特注しているとのこと。バンズがソースを吸ってもふにゃふにゃにならず、ソースの旨味をおいしく感じられるかたさにこだわっているそうです。
レタスも沖縄県産の新鮮なフリルレタスを使用。スペシャルバーガーに入っているピクルスは、名護市にある「Cookhal(クックハル)」に「やんばるピクルス」を特注しているなど、地産地消にも力を入れています。
店内では瓶詰めされた「やんばるピクルス」も販売しているので、お土産にぜひ!
フードやドリンクは、テイクアウトも可能です。フードは外壁アートを担当した「210artworks(ツーテンアートワークス)」の絵が施された、素敵なボックスで提供してくれます。
バンズやパリパリの食感を味わうためにも、テイクアウトの際はなるべく早く食べましょう!
大阪から名護市へ、そして本部町へ、進化は続く
「CAPTAIN KANGAROO OKINAWA(キャプテンカンガルー沖縄)」は1999年夏にオープンした大阪店が発祥で、沖縄にグルメバーガーがあまりなかった時代に「沖縄でグルメバーガーをもっと浸透させたい!」と出店を決めたそう。海辺のカフェを求め、創業当時は沖縄県名護市宇茂佐の、海岸沿いにお店を構えていました。しばらく宇茂佐で営業していましたが、あまりの人気に駐車場が飽和状態に。もっと広い店を求め、2020年に本部町へ移転しました。
目の前にビーチがあり、美ら海水族館や備瀬のフクギ並木などの観光スポットへのアクセスもよく、誰でも気がつく外観からさらに人気店へと進化しました。
いまでは沖縄・大阪に加え、元スタッフがフランチャイズ店として石巻店をオープンし、全国的に広がりを見せはじめています。
ハンバーガーだけでなく、元スタッフによる韓国スタイル情熱酒場「ハンハンムーマニ」やタコライスに特化した「キャプテンカンガルータコライス」なども、グループとして支えています。
「元スタッフが、地元や新しい土地でキャプテンカンガルーを開店してくれたらいいな。」と、スタッフの夢を全面的に応援している姿勢が、とても印象的でした。
スタッフとして頑張れば、キャプテンカンガルーのフランチャイズ店を持てるかも?!スタッフ募集中なので、キャプカンファンの人は、ぜひ連絡してみてくださいね。
今後の進化も楽しみな「CAPTAIN KANGAROO OKINAWA(キャプテンカンガルー沖縄)」
「CAPTAIN KANGAROO OKINAWA(キャプテンカンガルー沖縄)」は、各方面で高い評価を受けています。特に食べログでは「沖縄ハンバーガーTOP100」で1位をほぼ維持しており、「食べログ ハンバーガー 百名店」にも選ばれている実力店です。
2023年内に驚くほどクールなフードカーが完成予定で、クオリティを重視したハンバーガーを各イベントで提供していくそう。海外でも国内でも機会があれば挑戦していく予定の「CAPTAIN KANGAROO OKINAWA(キャプテンカンガルー沖縄)」は、今後もっともっと進化していくでしょう。まずは一度お店に行って、おしゃれな空間とおいしいハンバーガーを堪能してくださいね!
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