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美里茉奈(みさまな)

美里茉奈(みさまな)

天然温泉あります!癒しの隠れ家ホテル「ASBO STAY HOTEL」(金武町)

アスボステイホテル_asbo_stay_hotel

金武町のギンバル地区に登場した「KINサンライズビーチ」。そのビーチを見下ろすロケーションに佇むのが「ASBO STAY HOTEL」(アスボステイホテル)です。ギンバル地区は再開発の採掘で、天然温泉が湧出。その温泉が楽しめる大浴場があるアスボステイホテルは、金武町をキャンプ地とするスポーツ選手の皆さんの英気を養う癒しの場所でもあります。
先日ご紹介したフレンチの「Alo Edesse」(アローエデッセ)やショコラティエ「ATELIER CHOCOLATE」(アトリエショコラ)とグルメも充実しています。今回は、現時点の宿泊予約は電話予約のみという、知る人ぞ知る隠れ家ホテルをご紹介します。

目次

アートなロビースペース

アスボステイホテル_asbo_stay_hotel

「ASBO STAY HOTEL」(アスボステイホテル)のエントランスから中に入り、左手にあるのがこちらのロビースペース。シンプルな空間に個性的で遊び心のあるデザイナーズチェアがずらっと並んでいます。モダンテイストのインテリアが好きな人ならたまらない光景のはず。

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カウンターでは、「Alo Edesse」(アローエデッセ)のシェフが手ずから焼いたホテルメイドのパンを販売していることも。食パンやミニクロワッサンなどのメジャーなパンはどれも絶品です。ATELIER CHOCOLAT(アトリエショコラ)でチョコレートを予約した場合は、ここで受け取ります。カフェラウンジとしての利用も可能です。

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シンプルな空間に、ビビッドな配色のアーティスティックな小物を配置。センスの感じられる場所があちこちにありますよ。

広い客室!スタンダードでも25平米超

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アスボステイホテルは全室ツインタイプのお部屋。今回は客室数がいちばん多い「スタンダードルーム」に宿泊しました。

「え、これがスタンダードですか?」ってくらいの広さ。それもそのはず。お部屋は30平米からなのです。ロビーと同じくシンプルなインテリアなのでより広く感じます。

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ビーチを望む高台にあるので、お部屋によってはこのように寝ながら海を眺められちゃいます。今回は5階に宿泊しましたが、一部のお部屋はパーシャルオーシャンビューになることも。眺望は予約時に要確認です。

ベッドのマットレスは固め。スポーツ選手の皆さんにも好評というマットレスは、ほど良く身体を支えてくれて、寝心地良好でした。次にマットレスを買い替えるときの参考にしたいと思ったほど。

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遮るものがないので、部屋の中の動線もスムーズ。奥にあるのは、ロビーフロアのテイストを思わせるカラフルな黄色の椅子。お部屋によって異なるタイプのものが置かれているそうです。

海から昇る朝日が見えるベランダ

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もちろん、ベランダに出て海を眺めることもできます。あとでご紹介しますが、KINサンライズビーチに抜ける特別な小径があって、まるでジブリの森みたいな風景を楽しめるんですよ。

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アスボステイホテルは東海岸に面しているので、沖縄のリゾートホテルでは珍しく海から登る朝日が見られます。晴れた日は、こんなふうに海から昇る朝日が眺められますので、このホテルに泊まったら、ぜひ早起きしてほしいです。

初日の出がこんな感じで眺められたら最高ですよね。

※館内はベランダも含め全館禁煙です。喫煙場所は1階にあります。

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ここまでの写真では、画角の関係でうまく映っていませんでしたが、ベランダ手前にはデイソファがあります。ここでのんびり寝転がって海を眺めるのもおすすめです。

充実の室内設備&備品だけど……持参してほしいものもある

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後で紹介する温泉も良いですが、お部屋のお風呂も洗い場付きでなかなかの広さ。バストイレセパレートなのも嬉しいです。

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この撮影するためだけに、1泊なのにキャリーを持ってきました

クローゼットも大きい!奥行きがしっかりあって、キャリーがすっぽり入ります。このくらい余裕があれば、いちいち出し入れしなくてもこの場で広げられて便利。

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ドリップポッドでコーヒー&紅茶&緑茶が淹れられるようになっています。ミネラルウォーターも常備。

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冷蔵庫にもお水があって、到着時に冷えたお水が飲めるのも嬉しい配慮だと感じました。なお、飲み物は館内の自販機やカフェラウンジ横の売店で買えます。ちょっとしたおつまみなども含め、事前に車で5分ほどのコンビニでいろいろ買っておいた方が良いかも。

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温泉に行くためのバッグ。可愛いです。タオルはフェイスタオルとバスタオルがあってどちらも厚手でフカフカ。
ただ、室内着やパジャマの備えはありませんので、滞在時には持っていくのを忘れないようにしたいですね。細かいところで言うと、ボディーソープはあるのですが、クレンジングと洗顔料がありませんでした。持参をおすすめします。男性の方は髭剃りもお持ちください。

立ち寄り湯もできる天然の湯「ギンバル温泉」

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それでは、いざ2階の温泉へ。
温泉利用可能時間は6:00~25:00(13:00~15:00は清掃のためクローズ)。チェックアウト前の朝風呂も楽しめます。

温泉旅館ではないので、お部屋~温泉は普通の服で。このためにカジュアル過ぎないリラックスウェアを持ってきておくと良いかも。

※暖簾の先からは撮影禁止です(今回は取材なので特別に許可をいただいて撮影しています)

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「ギンバル温泉」は地下1500メートルから湧出した温泉。泉質は「ナトリウム塩化物強塩泉」です。県外の有名どころだと熱海温泉や和倉温泉が同様の泉質とのこと。味は苦みと強い塩味があります(呑むのは推奨しません)。

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こちらは露天風呂。
チェックイン後の真昼間から温泉に入るのはなんとも贅沢気分。冷え性や皮膚の乾燥に適応があるとのことで、お湯から出るとポカポカします。

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芯から温まるサウナも併設しています。スポーツ選手の皆さんも使うだけあって、かなり熱い本格派。もちろんロウリュもあります。
「我こそはサウナー」という方はぜひ上段にチャレンジしてみてくださいね。

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ここで重大な注意事項です。洗い場には、シャンプーとコンディショナーとボディーソープがあるのですが……シャンプーとボディーソープの見た目が似すぎてて、素で間違えてボディーソープで頭を洗ってしまいました……(やたらキシキシすると思いました)。使う前に表示を確認してくださいね。
(※正解は右がシャンプー)

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さて、こちらは男湯と女湯の間にあるランデブーポイント(いま名付けました)です。ダルメシアン柄のチェアと、石庭を思わせるオブジェの空間は、お風呂上りの待ち合わせ場所にピッタリ。そのうちこの場所での撮影がインスタ界隈をにぎわせそうだと思いました。

ギンバル温泉は、宿泊者は自由に使えますが、温泉だけの立ち寄り湯もできます。
私が2回目に入りに行った時は、地元の方たちもくつろがれていました。ビーチの帰りに温泉といった自由な使い方も可能です。

手足を伸ばして大きなお風呂でくつろぐのは格別のひと時。宿泊でなくてもぜひ立ち寄ってみてくださいね。

料金は大人2,000円 小人1,000円です。

ジブリのような小径を通ってビーチを満喫!

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ホテルからKINサンライズビーチまでは森の中を突っ切る小径があります。
ウッドデッキの中はまるでジブリの風景のよう。手前の手作り看板もいい味出してますね。

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ビーチにはこんな感じでテーブルや椅子も用意されているので、何もしなくても海を眺めたりするのも癒されそう。

ビーチでのバーベキューや朝日については別の記事で解説していますので関連記事をぜひご覧ください。

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今回は、2階のレストラン「Alo Edesse」(アローエデッセ)特製の朝ごはんのボックスを携えて朝のビーチへお散歩。卵サンドとサラダと副菜という組み合わせは一見普通に見えるのですが、どれも技ありの味わいでした。お弁当ボックスだけをテイクアウトで販売してほしいと思うほどに……

関連記事から、「Alo Edesse」(アローエデッセ)の記事もぜひご覧くださいね。

ひとり旅から家族やグループまで対応できる「ASBO STAY HOTEL (アスボステイホテル)」。東海岸を中心に、中北部を楽しめる新たな旅の拠点になりそうです。

Information

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ASBO STAY HOTEL (アスボステイホテル)
住所
〒904-1201 沖縄県国頭郡金武町字金武10907
電話番号
098-989-4797
駐車場
あり
館内設備
大浴場 / レストラン / 自動販売機(ノンアルコールのみ) / ランドリー / 全館禁煙(指定喫煙場所あり)
部屋設備・備品
テレビ(5,6階のみ) / ミネラルウォーター / 冷蔵庫 / お茶セット(ドリップポッド) / 個別空調 / 洗浄機付きトイレ / ドライヤー / 石けん(固形) / ボディーソープ / シャンプー / コンディショナー / ハミガキセット / タオル(バスタオル・フェイスタオル・体洗い用) / スリッパ
「Alo Edesse(アローエデッセ)」(金武町)

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