【横浜DeNAベイスターズ】沖縄宜野湾キャンプ2024年の日程や見どころ、注目選手は？

横浜DeNA宜野湾キャンプ2023年 — ※過去の横浜DeNAベイスターズ宜野湾キャンプの画像となります。

三浦大輔監督率いる横浜DeNAベイスターズが2024年も始動！
「横浜頂戦」をスローガンに掲げた昨シーズン、超大物トレバー・バウアーの電撃補強や球団史上初の交流戦優勝など悲願のリーグ優勝へ機は熟したと思われたが、シーズンの行方を左右する大事なカードでの痛い敗戦が響き、終わってみれば前年から一つ順位を落とす3位。悔しさを重ねるシーズンを過ごしたベイスターズ。気持ちを新たに、2月1日～25日までユニオンですからスタジアム宜野湾（宜野湾市立野球場）で熱き星たちがその輝きに磨きをかける春季練習に励んでいる。

プロ野球春季キャンプ特別企画「球春のしおり」では、OTV沖縄テレビきってのプロ野球通・普久原ディレクターが独自の視点で、横浜DeNAベイスターズ宜野湾キャンプの見どころをご紹介。

※2024.2/6 最新写真、情報を更新。

2024年の宜野湾キャンプについて

ファンの期待を一身に受け指揮官となった三浦大輔監督も早いもので就任4年目を迎える。
26年遠ざかっているリーグ優勝という悲願達成を今年こそはという思いは、ファンや選手、首脳陣に球団も一致している事だろう。この沖縄・宜野湾市の地から最高のスタートダッシュを切り、シーズンに向けた最大限の準備を進める。

横浜DeNAベイスターズ宜野湾キャンプ2023年が行われているアトムホームスタジアム宜野湾

ベイスターズキャンプの魅力といえば、やはりその「立地の良さ」です。選手・首脳陣が宿泊する、ラグナガーデンホテルから練習場のユニオンですからスタジアム宜野湾までは、徒歩わずか5分圏内という近さ。選手たちもそれぞれ自転車や徒歩など、宜野湾海浜公園ならではの心地よい海風を感じながら球場入りする姿が印象的です。

練習の設備面では、3年前に宜野湾市立多目的運動場、一昨年から運用しているグレードアップしたブルペンなど練習環境の充実が図られています。…
が、それと同時に、古くからのベイスターズファンにとっては、宜野湾キャンプならではの懐かしの風景が徐々に変わりつつあることに少し寂しさも感じるかもしれません。

ベイ党必見！2024年春季キャンプの注目トピック

【１】明確な課題は打撃！新たなレギュラー候補の出現で打線のコア（核）を増やせるか

長いシーズンを優位に戦っていく上で必要不可欠なのが打線のコア（核）となる野手の存在。優勝チームにはそうした支柱になりうる野手が打線の中に4～5人いるケースがよく見られる。
ベイスターズには首位打者経験もある佐野恵太、宮崎敏郎に今季から新キャプテンに就任した牧秀悟といった主軸3人が居るものの、彼ら以外のレギュラー野手を増やしていけるかが浮上のカギを握る。

社会人野球界で名を馳せ鳴り物入りで入団したドラフト1位・度会隆輝選手やドラフト6位ながら独立リーグで二冠王にも輝いた大砲・井上絢登選手、昨年ルーキーながらスピード感あるプレーで躍動した林琢真選手に、多くのファンがブレイクの時を強く待ち望むスター候補生・森敬斗選手などを中心に大きな期待がかかる。

【２】原石だらけの若手投手陣！開幕一軍を勝ち取るホープは現れるのか！？

県出身・宮城滝太投手（左）と、本格ブレイクが期待される小園健太投手（右） ※2023年写真になります。

WBCでも活躍したチームのエース格だった今永昇太投手が大リーグに挑戦。昨年電撃加入した超大物・トレバーバウアー投手も自由契約となり去就は不透明。
こうした不確定要素もあり開幕ローテーションの再構築が強いられている。しかし若手投手陣に目を向ければ、今季一軍の舞台で躍動してもおかしくない魅力的なホープが揃っている。

昨季終了後、若手中心の教育リーグ・みやざきフェニックスリーグで大活躍した松本隆之介投手、台湾ウィンターリーグで躍動した2021年ドラフト1位の小園健太投手に、昨季ファームで頭角を現した同ドラフト5位の深沢鳳介投手。一軍戦力に含めるのはまだ早計かもしれないが、昨季ファームで順調なルーキーイヤーのスタートダッシュを切った2022年ドラフト4位の森下瑠大投手も面白い存在。
これらの若手投手がキャンプ、オープン戦でどうアピールするかも要注目！

2024年春季キャンプ限定グッズ

かつてはテント2張りの中で営業していた物販エリア、少し強い雨が降れば足元が水浸しでした。しかし、それが今では屋根付きの広々としたストアに変貌！天候を気にすることなくお買い物も楽しめます！

毎年ハイビスカスやヤンバルクイナなど、沖縄ならではのデザインが施された限定アイテムが多数販売されています。沖縄の砂浜で採れた「星砂」を集めたこちらのキーホルダーは、お持ちのカバンや財布にも付けやすいシンプルでお洒落なデザインで買い求める客も多いとか！

横浜DeNAベイスターズ宜野湾キャンプの限定アイテム、星砂入りのキーホルダー — こちらは定番のチームロゴ型。

数に限りはありますが、昨年のコラボで話題を集めた沖縄が生んだ14歳のイラストレーター「ミラクルくん」とベイスターズのコラボグッズが今年も販売されていました。ちょっとクセがあってユーモラスなタッチのDB.スターマンに、ベイスターズカラーなシーサーがレア！

横浜DeNAベイスターズ宜野湾キャンプで販売される、ミラクルくんとのコラボグッズ — ※過去の横浜DeNAベイスターズ宜野湾キャンプの画像となります。

見て楽しい、食べておいしい！キャンプめし

宜野湾キャンプではお祭り気分を味わえる屋台がでており、お店の前にテーブルや椅子も設置されて、飲食できるようになっています。

こちらの赤いテントが印象的な屋台では、春季キャンプ限定で横浜DeNAの本拠地・横浜スタジアムで販売されているオリジナルのクラフトビール・「BAYSTARS ALE」が販売されています。爽やかなホップな香りに、柑橘系の香りでフルーティーさを活かしたベイスターズエールが宜野湾でも味わえるという事で、地元のベイスターズファンも大注目でした！