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大舞台が「大好き」と言い切る琉球ゴールデンキングスの大型ルーキー”脇 真大”!天皇杯準決勝でも健在だった“大物感”
「緊張することがない」という鋼のメンタル

昨シーズン途中に特別指定選手として加入した脇。ただ、怪我の影響もあり、天皇杯の出場はプロ入りして以降で今回が初めてだった。千葉ジェッツに69ー117という歴史的大敗を喫した昨年の決勝も目の当たりにしたからこそ、今回の一戦に懸ける気持ちも強かったようだ。
「レギュラーシーズンとは違って、1試合が終わったらまた次の日に試合ができるということはないので、この試合に懸ける思いは本当に強かったです。大学では一発勝負にたくさんチャレンジしてきて、キングスでは初めてでした。その中で、昨年の天皇杯は怪我をしてて、チームが負けた姿を見てますし、昨日の夜はそのことも考えながら『絶対勝たないといけない』という思いがありました」
試合後の記者会見での受け答えも含め、コート内外で常に堂々としている印象だ。当時、白鴎大学の4年生だった一昨年の全日本大学選手権(インカレ)ではトーナメントを勝ち抜いてチームを優勝に導き、大会MVPと得点王に輝いた経歴を持つ。
一発勝負でも動じない鋼のメンタルは、以下のコメントからも見て取れる。
「僕はあんまり緊張をすることが無いので、いつも通りやっていました。こういう大きな舞台で活躍することは大好きです。こういうチャンスは大学の時も多く巡ってきて、今も巡ってきています。ルーキーシーズンから日本一になれるチャンスがあるのなら、僕は死に物狂いで取りに行きたいと思っています」
なんとも頼もしい新人である。
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