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大舞台が「大好き」と言い切る琉球ゴールデンキングスの大型ルーキー”脇 真大”!天皇杯準決勝でも健在だった“大物感”
佐々AHC「試合に『もっと出せ』っていう雰囲気を感じた」

ここ一番の試合でも臆することなく、しっかりと結果を残すルーキーに対し、コーチ陣も当然頼もしさを感じている。桶谷HCに代わり、記者会見に出席した佐々AHCが試合中のエピソードを交えて脇の“大物感”に言及した。
「僕が脇を交代した時に『もっと出せ』という雰囲気がすごい出ていました。こういう特殊な雰囲気がある舞台で、新人が『ちょっと怖いな』ってなるよりは、その気持ちがあるというのは素晴らしいです。やっぱり大物だなと思います」
脇自身は「2ポイントの確率は良かったんですが、2本の3Pシュートを外してしまったので、ここを1本でも決めたかったです」と課題も口にしたが、決して得意ではない3Pシュートを迷いなく“打ち切った”ということも含め、佐々AHCは評価していた。
「3Pシュートも入らなかったですけど、そこを打ち切ってくれたのは良かったです。本当に大事な時間帯でも臆せずにプレーをしてくれました。もっともっと高いレベルでやれる選手だと思っています」
3月15日の決勝で“三度目の正直”に挑むキングス。まだ1カ月以上先ではあるが、脇は既にタイトル奪取を見据えている。
「(A東京は)インサイドが強力なチームですし、一発勝負は何があるか本当に分からないので、気持ちで負けないことが一番大切です。集中を切らさずにしっかりやれば、絶対に勝利できると思っています。僕たちが日本一になれば、沖縄がまた元気になると思っています。絶対に優勝したいです」
第100回の記念大会で、一層価値が高まる今年の天皇杯タイトル。初の戴冠を目指すキングスにとって、脇がキーマンの一人になることは間違いない。


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