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“Jun Yasunaga”に憧れた「NBA少年」がキングス新社長に… 岸本隆一と『同期入団』仲間陸人氏の濃密な歩みと、初のうちなんちゅ社長として見据える未来
チケット販売、グッズ開発、飲食事業…屋台骨を支える多彩な経験

正社員になった後も、アルバイト生の頃から関わっていたチケット販売をメインに担当した。「シーズンチケットの営業をしたり、試合の合間にサプライズでお客様の誕生日を祝うバースデーチケットのような団体パッケージを考えたりもしました」。自ら企画を立案し、顧客満足度を高めることに情熱を注いだ。
他にもグッズ開発やファンクラブの運営、飲食事業にも携わる。沖縄市体育館がホームコートだった時代、当時まだ国内では物珍しかった韓国発の「グラスの下から湧き出るビール」の提供も仲間氏のアイデアだった。
「たまたまYouTubeで見つけて、安永さんに提案したら『リク、買いに行こう』って言われて、1週間後には二人で韓国にいました。現地のメーカーで専用機器を買い付け、帰国後に日本の規格に合うように調整してビールを提供しました」というエピソードは、クラブや仲間氏自身の圧倒的な行動力を物語っている。
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