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長嶺 真輝

長嶺 真輝

「負けを意味あるものに」岸本隆一の覚悟が現実に…貯金6で序盤戦終了、琉球ゴールデンキングスが歩む“正常な成長”のプロセス

「負けを意味あるものに」岸本隆一の覚悟が現実に…貯金6で序盤戦終了、琉球ゴールデンキングスが歩む“正常な成長”のプロセス
ドライブで相手を抜き去る岸本隆一=10月15日、沖縄サントリーアリーナ(長嶺真輝撮影)

さかのぼること1カ月半前。沖縄サントリーアリーナ。

プロバスケットボールBリーグの琉球ゴールデンキングスは、10月4、5の両日にあった開幕節でまさかの2連敗を喫した。初戦の後、コート中央でマイクを握った岸本隆一は抑えたトーンで強い覚悟を示した。

「この負けを意味のあるものにしていきたいです」

その後、攻守で課題の残るチームに追い打ちをかけるように主力の怪我や退団という試練にみまわれ、勝ちと負けを繰り返したキングス。それでもバイウィーク(リーグの中断期間)前の18試合を消化した現時点で12勝6敗と白星が六つ先行し、混戦の西地区で13チーム中4位につける。11月に限って言えば、7勝1敗と大きく勝ち越した。

数字面だけでなく、戦いぶりを見ても、明らかに上昇気流に乗り始めている。まだシーズンの序盤戦を終えた段階で、気が早いかもしれないが、開幕からの数節で混んだ黒星は「意味のある負け」になってきたと言えそうだ。

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