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長嶺 真輝

長嶺 真輝

「全てにおいて貢献したい」新加入“ドットソン”の役割と名古屋D戦に見るチーム課題は…再始動した琉球ゴールデンキングスの現在地

名古屋D戦はシュート3本…「どんどん打ってほしい」

「全てにおいて貢献したい」新加入“ドットソン”の役割と名古屋D戦に見るチーム課題は…再始動した琉球ゴールデンキングスの現在地
試合後、ファンに向けて挨拶する桶谷大ヘッドコーチ=12月10日、沖縄サントリーアリーナ(長嶺真輝撮影)

これまでの3試合におけるスタッツは平均17分12秒の出場で8.7得点3.7リバウンド1.7アシスト。3ポイントシュートは8本中4本(成功率50%)を決め、チームが求める能力を持っていることが垣間見える。

ただ、得点力を求められている中、名古屋D戦で放ったシュートは3本のみ。本数の少なさは、高い位置からのプレッシャーでオフェンスの流れを分断され、なかなかディフェンスのズレができなかったことや、まだチーム内での立ち位置を探っている段階にあることも要因だろう。

桶谷HCはドットソンの得点マインドについて「まわりのスペーシングもあまり良くなかったので、彼だけの問題ではありません。そこの整頓はしないといけないと思っています」という考えを念頭に、以下のように話した。

「ドライブだけじゃなくて、(外の)シュートもどんどん打ってほしいです。たぶん、本人の中でロールプレーヤーのままでいようとしてるのかなと思いますが、どんどんスコアを狙っていってほしい。点数を取りに行く役割を本人に伝えていった方がいいなと思っています」

指揮官の「ロールプレーヤー」という表現は、ドットソン自身が発した「組織的にプレーしないといけないと理解しています。自身自身のことだけでなく、チームのことを考えないといけないと思っています」という言葉と整合する。

一方で「これからどんどんアジャストしていければなと思っています」とも言ったため、今後コーチ陣とコミュニケーションを取る中で、スコアに対する意識が高まっていく可能性は十分にある。

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