エンタメ,スポーツ
公開日
「全てにおいて貢献したい」新加入“ドットソン”の役割と名古屋D戦に見るチーム課題は…再始動した琉球ゴールデンキングスの現在地
「リスタート時期」に上位陣と対戦した価値
名古屋Dの高いディフェンス力が目立った試合ではあったが、先述のようにディフェンスとリバウンドでは五分、もしくはキングスが優位に立った部分もあった。
指揮官も「完敗に見えるけど、実際はそうでもない。力の差があると思う必要はないと思います」と一定の手応えを口にする。12月13、14の両日には佐賀バルーナーズとのアウェー戦が控えており、クーリーも「この試合から学べる部分を学び、週末の試合に勝ちたいです」と次に目を向ける。
今シーズン21試合目にして、東西両地区のトップ2を走るチームと初めて対戦したキングス。ドットソンが加入したリスタートの時期に上位陣と対戦し、完成度の高いチームを相手に何が戦える部分で、何が伸びしろなのかを確認できた価値は大きいだろう。
年内に当たる相手も当然侮れないが、年明け以降はシーホース三河や千葉ジェッツなど上位陣とのカードが増えていく。積み上げと修正を繰り返し、チームとしてさらに進化していきたい。名古屋Dに突き付けられた課題を乗り越えた時、キングスの順位もそれに比例して上昇していくはずだ。
あわせて読みたい記事

