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松永 多佳倫

松永 多佳倫

中学時代に軟式で145キロを投げた末吉良丞。沖縄高校野球史上初めて出現した最強パワーピッチャーの驚愕秘話

「中学3年のときセルラー球場で公式戦の試合をしたんですが、投球練習で145キロをマークしたんです。
試合前に“見るな”と釘を刺したのに、観客がどよめき出してスピードガン表示を見てしまったため調子に乗ってしまったのか、コントロールがめちゃくちゃになってしまいましたね。
良いときには鬼に金棒ですけども、悪いときには連続フォアボールやワイルドピッチとかも多かったです。高校ではピッチングに専念したみたいですけど、実は彼バッティングも良いんです。
仲西中学校のグラウンドは結構広いんですけど、ライト側にある体育館の屋根まで平気で飛ばすこともありました。
当たったときの飛距離は凄かったです。ライナー系の打球で楽々飛ばすんですよ。パワーは随一でしたね」

昨夏の決勝沖縄尚学対エナジックは、まさに末吉の一人舞台だった。
目の覚めるような痛烈な当たりの2打席連続ツーベースによる4打点を挙げ、投げては4安打、9奪三振の9対1で完勝。

「野球はひとりでもできる」

日本史上最高サウスポー江夏豊の言葉が、そのまま当てはまるような試合展開だった。

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