ふわっ、もっちり♪「王朝食パン 識名園」の高級食パン（那覇）

ふわっ、もっちり♪
優しい口どけとリッチな味わいが楽しめる高級食パンを体験したことがありますか？

2013年頃から始まった高級食パンブーム。流行りのピークは過ぎてしまったかもしれませんが、廃れることはなく、最近は定着しつつあるような気がしています。

そんな高級食パンを、沖縄の世界遺産 識名園の入口で販売する「王朝食パン 識名園」をご紹介します。

王朝食パン 識名園は、地元で長く愛され続けている「いまいパン」と真地自治会が協同で運営する高級食パン専門店。

「コロナ禍に観光客が激減してしまったこともあって、地域にも受け入れられる食パンを1年がかりで開発しました」と話すのは、開発に携わったいまいパンのオーナー今井陽介（いまいようすけ）さんです。

王冠をイメージした山型の「国王の食パン」（1本＝2斤：900円／ハーフ＝1斤：450円）は砂糖で甘さを出すのではなく、「仲宗根糀家」の米麹を使って「甘麹」を作り、パン生地に混ぜ込みます。

その後、低温で長時間焼いた国王の食パンは、ふわふわ♪もっちり♪麹独特の甘い香りがふわっと香ります。

購入当日はそのままで味わっていただきたいのですが、翌日は軽くトーストしてみてください。パンは2〜3cmの厚切りがおすすめ。トーストすることで、サクッとした食感とモチッと感が楽しめます。

バターやバター＋蜂蜜との相性は言わずもがなですが、卵ともよく合うので、たまごサラダや玉子焼きを間に挟んでみるのもおすすめです。

甘みが強いモハベレーズンとカリフォルニアレーズン、沖縄県産の黒糖を生地に混ぜ込んだ「王妃のぶどうパン」（1斤：870円／ハーフ435円）はしっとりと上品な味わい。

一般的なぶどうパンの2〜3のレーズンを配合しているため、ずっしりとした重みがあり、食べ応えもしっかり。モチッとした食感と歯切れの良さが両立し、朝ごはんだけでなく、おやつとしても重宝します。

国王の食パンも王妃のぶどうパンも1日約30本の限定です。王朝食パン 識名園のオープンは10時で、午前中に完売してしまうことも珍しくないので、予約をするか、早めの時間帯に行くことをおすすめします。

2023年7月からは新商品「国王のキューブ餡パン」も登場。

国王の食パンがミニサイズのキューブ型になり、中には北海道産の小豆を使用した粒あんが詰まっています。程よい甘さで、牛乳やコーヒー、ラテなどの飲み物とよく合います。

パン以外にも、焼き菓子やジャムも扱う王朝食パン 識名園。「地域と連携しながら共に発展し、この場所で長く続けられるようにしていきたいです」と今井さん。

“高級”といっても1,000円しない（しかも1度には食べない）王朝食パンと王妃のぶどうパンは、日常に少し特別感をもたらしてくれるはず。

ちょっと贅沢したい週末や、気分を上げたい時に、ぜひ味わってみてください。

Information

王朝食パン 識名園

住所

〒902-0072 沖縄県那覇市真地421-7 識名園駐車場内

電話番号

098-961-3233

営業時間

10:00〜17:30（4〜9月）
10:00〜17:00（10〜3月）

定休日

水曜

駐車場

あり

カード

可

電子マネー

不可

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WEBサイト

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