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日帰りでは絶対に見れない景色!”神の島” 沖縄の絶景離島「久高島」を堪能する(南城市)
目次:”神の島” 沖縄の絶景離島「久高島」
・久高島へのアクセスは?
・久高島のめぐり方~日帰り旅行編
・久高島観光の足は自転車メイン
・久高島の絶景を楽しむおすすめスポットは?
・久高島で歴史に親しむおすすめスポットは?
・久高島に泊まった人しか見られない光景
・久高島おすすめの宿泊場所
・久高島のグルメ~お食事&待ち時間にホッと一息
・久高島のお土産は何を買う?
・これからも久高島の環境を守るために
別記事:神さまが降りてくる神聖な場所。沖縄の世界遺産「斎場御嶽」
久高島で歴史に親しむおすすめスポットは?
島の伝統が琉球の歴史と深く関わる久高島。祭祀の場所をめぐることで、島が大事にしているものの一端に触れることができるかもしれません。
ですが、島の全ては神さまのもの。立入禁止の場所には絶対に入らず、島のものは持ち帰らないようにしましょう。
フボー御嶽(クボウウタキ)

琉球七御嶽のひとつで、現代でも沖縄の最高の聖地です。
かつて岡本太郎が「何もないことの眩暈(めまい)」と表現した場所。社や鳥居などの目印などはありませんが「空間を敬う」という本質を久高の人たちは知っていたのでしょう。
久高島の神女の方も儀式の時以外は入らない神聖な場所です。入口から少し入った所に看板があり、そこから先は立入禁止となっています。
本来はこのような無粋なものは必要ないはずですが、やむを得ないのでしょう。

とても神聖な雰囲気が漂っていて、ここだけ空気が違う感じがするのが不思議です。
「どうしても中が気になる」人は、南城市のYouTubeにて公開されているので気になる方は探してみてください。
久高殿・御殿庭(うどぅんみゃー)

かつて、久高島の始祖シラタルとその娘タルガナーが、島の繁栄を祈った場所と言われています。3つある建物は、右から拝殿と神アシャギ(神が降臨する場所)、そしてイラブー(ウミヘビ)の燻製所です。
建物の向こうは聖域として立入禁止となっています。
外間殿(ほかまどぅん)

外間殿は、久高殿と同様に、久高島の主要な年中祭祀の祭場になる場所です。外間家は琉球国の第ニ尚氏時代に神職として定められた家系。
久高殿と同様に、中心には首里城、斎場御嶽と同名の「大庫理」(ウプグイ、ウフグーイ)があり、アマミキヨをはじめ、さまざまな沖縄の神さまが祭られています。
こちらも奥は聖域で立入禁止です。
大里家(うぷらとぅ)

第一尚氏の最後の王、尚徳王(しょうとくおう)が久高島を訪れた際に、この家の神女(ノロ)である国笠(クニチャサ)と恋に落ち、共に過ごしたといわれる場所です。
一説には、尚徳王がここで過ごしている間に、首里で金丸によるクーデターが起こったともいわれています。
ガイドツアーで久高島を回ると何が良いの?

「久高島をどこから見たらいいかわからない」そんな方におすすめなのが、公認ガイドさんのガイドツアー。
久高島にルーツを持ち、実際に住んでいる方からガイドしてもらえます。
「この場所は一体どんないわれがあるのだろう」そんな疑問もその場で解消。一緒に見て回ることで「次はあそこに行ってみよう」など、新しい発見もできるので本当におすすめです。
ネタバレになるのでここには書いていないことも盛りだくさんでしたよ。私は1泊2日なのに2回もガイドに参加しちゃいました。
久高島ガイドツアー
所要時間:1時間~3時間(コースによって変わります)
料金・ご予約・お問い合わせ:久高島ガイド友の会(各ガイドに直接連絡のうえ予約します)
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