エンタメ,スポーツ
公開日
「PGが鍵になる」キングスU18・宮里俊佑がU16アジア杯で見せる“覚悟と進化の証”…平均アシスト数はチーム1位、予選全勝をけん引

バスケットボールの国際大会「FIBA男子U16アジアカップ2025」がモンゴル・ウランバートルで開催中だ。
全16カ国を4グループに分けた予選グループフェーズは9月2日までに全日程を終了し、日本は3戦全勝でグループDを首位通過。5日にある決勝トーナメント準々決勝に駒を進めた。ベスト4に入れば、チームが最大の目標に位置付ける「FIBA男子U17ワールドカップ」(来年トルコ開催)への出場権を獲得する。
白谷柱誠ジャック(福岡大学附属大濠高校)やホーキンス然(開志国際高校)など世代を代表する選手が活躍する中、同様に強烈な存在感を放つ沖縄出身の選手がいる。琉球ゴールデンキングスU18に所属する宮里俊佑だ。
ここまで3試合全てに先発出場している宮里。キングスU15時代にダブルエースを張った越圭司(Concordia Lutheran School of Omaha)と共にポイントガード(PG)として見事なゲームコントロールを見せている。
平均アシスト数の5.3本はチーム1位で、全体でも5位につける。平均8.0得点は特に多いわけではないが、フィールドゴール成功率は60.0%(15本中9本成功)で得点効率が極めて高い。
現地で取材中の筆者が、日の丸を背に躍動する宮里についてレポートする。
あわせて読みたい記事