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美里茉奈(みさまな)

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規格外の農産物が至福のスイーツに生まれ変わる!島の素材と“うれしい”の循環。「ペストリーうんてん」(豊見城市)

島の素材と“うれしい”の循環。五感で味わう至福のカフェタイム「ペストリーうんてん」(豊見城市)

豊見城ICを降りてすぐの「ペストリーうんてん」は、単なるスイーツ店にとどまらない「想いの循環」を形にした場所です。工場をリノベーションした開放的な空間で供されるのは、規格外の農産物に新たな命を吹き込んだ至福のお菓子たち。サトウキビの搾りかす「バガス」を活用した看板商品「めぐるクッキー」をはじめ、島の素材と真摯に向き合う姿勢が、一口ごとに伝わります。農家さんの想いと食べる人の喜びを繋ぐ、五感で味わう至高のカフェタイムを覗いてみましょう。

目次

コンセプトは「“うれしい”がめぐるお菓子」

島の素材と“うれしい”の循環。五感で味わう至福のカフェタイム「ペストリーうんてん」(豊見城市)

「ペストリーうんてん」の根底にあるのは「規格外などの理由で行き場を失った農産物を、美味しいお菓子に変えて届けたい」という強い想いです。形が不揃いだったり、少し傷があったりしても、農家さんが手塩にかけて育てた味は本物。日々、パティシエさんたちの手によって、不揃いな果実や野菜たちがまるで宝石のように磨き上げられ、美しいお菓子へと生まれ変わっています。

島の素材と“うれしい”の循環。五感で味わう至福のカフェタイム「ペストリーうんてん」(豊見城市)

お店の顔として愛されているのが、こちらの「めぐるクッキー」。主役は、サトウキビの搾りかすである「バガス」です。

バガスは、実は食物繊維と豊富な栄養を兼ね備えた素材。これまでは搾汁後には焼却処分されていましたが、バガスを二次活用することで生産者もうれしい、身体にもやさしく食べる方にもうれしい。
お店のコンセプトである「“うれしい”がめぐるお菓子」を体現したお菓子です。

島の素材と“うれしい”の循環。五感で味わう至福のカフェタイム「ペストリーうんてん」(豊見城市)

湿気を吸いやすく扱いが難しいバガスを、半年以上の歳月をかけて、独自の黄金比を開発。ザクザクと力強く、最後はホロッと雪のように解ける食感を実現しました。
噛みしめるほどに広がる滋味深い甘みは、まさに沖縄の風土そのものです。

島の素材と“うれしい”の循環。五感で味わう至福のカフェタイム「ペストリーうんてん」(豊見城市)

シーサーが微笑む愛らしいギフト缶を手に取れば、旅の思い出や大切な人への想いも、きっと温かく伝わるはずです。

島の素材と“うれしい”の循環。五感で味わう至福のカフェタイム「ペストリーうんてん」(豊見城市)

県産の濃厚な黒糖や、爽やかなシークヮーサーを贅沢に使ったケーキは、ひと口ごとに沖縄の情景が浮かぶような力強い味わい。どのお菓子にもアレルギー成分の特定原材料が丁寧に記されています。お店の細やかな慈しみが感じられますね。

素材の個性を引き出す、至高の生菓子たち

島の素材と“うれしい”の循環。五感で味わう至福のカフェタイム「ペストリーうんてん」(豊見城市)

焼き菓子だけではありません。「ペストリーうんてん」の生ケーキは、どれも素材が持つ「物語」が透けて見えるような、誠実な味わいが魅力です。

不動の人気No.1! 紅芋モンブラン

島の素材と“うれしい”の循環。五感で味わう至福のカフェタイム「ペストリーうんてん」(豊見城市)

規格外などで市場に出にくい素材を積極的に活用する、お店のコンセプトを象徴する一品です。使用する紅芋は、取材時は久米島産のもの。その時々で最も状態の良い産地を厳選しており、素材本来の濃密な甘みが楽しめます。

島の素材と“うれしい”の循環。五感で味わう至福のカフェタイム「ペストリーうんてん」(豊見城市)

オーダーを受けてから、ホイップされる豆乳クリームと紅芋ペースト。豆乳の優しいコクが、芋の香りを最大限に引き立てています。しっかりとした満足感がありながら、後味は驚くほど軽やか。乳製品を控えている方にも、素材の味をストレートに楽しみたい方にも、自信を持っておすすめできる逸品です。

グルテンフリーの濃厚ショコラケーキ

島の素材と“うれしい”の循環。五感で味わう至福のカフェタイム「ペストリーうんてん」(豊見城市)

「小麦粉を使わないお菓子が食べたい」というお客様の要望から生まれた限定品が定番商品に。カカオ65%のチョコレートを使用したショコラケーキは、口に含むと濃厚なカカオの香りが広がります。

島の素材と“うれしい”の循環。五感で味わう至福のカフェタイム「ペストリーうんてん」(豊見城市)

小麦粉だけでなく乳製品(牛乳やバター)は不使用なのに、驚くほど滑らかでリッチな口溶け。1つのピースだけでも、どっしりとした食べ応えがあります。なのに重すぎない。食べ進めるうちに、室温でゆっくりと解けていくチョコレートの変化を楽しむ時間は、まさに至福のひと時です。

皮がザクザク!オーダーしてからクリームを詰めるシュークリーム

島の素材と“うれしい”の循環。五感で味わう至福のカフェタイム「ペストリーうんてん」(豊見城市)

シュークリームもモンブランと同様、注文を受けてからクリームを詰めるスタイル。特筆すべきは、食感の変化。

島の素材と“うれしい”の循環。五感で味わう至福のカフェタイム「ペストリーうんてん」(豊見城市)

クッキー生地のような香ばしい皮を破ると、中からは溢れんばかりの豆乳クリームが。食感の対比が心地よく、一つ、また一つと手が伸びてしまう美味しさです。

季節限定!旬のフルーツを楽しもう

島の素材と“うれしい”の循環。五感で味わう至福のカフェタイム「ペストリーうんてん」(豊見城市)

1月〜4月頃のいちご、夏のマンゴーなど、旬のフルーツを使ったケーキやパフェも登場。その時期だけの「一期一会」の味わいを楽しみに訪れてみてください。

お菓子の味わいを引き立てるドリンクの奥深さ

島の素材と“うれしい”の循環。五感で味わう至福のカフェタイム「ペストリーうんてん」(豊見城市)

カフェでぜひ体験してほしいのが、県産の無農薬紅茶「金川紅茶(かにがわこうちゃ)」。全国紅茶グランプリでグランプリを受賞したこともあるブランドです。一口飲めばその理由がわかります。「これが紅茶?」と驚くほどの透明感。紅茶特有の渋みが全くありません。

島の素材と“うれしい”の循環。五感で味わう至福のカフェタイム「ペストリーうんてん」(豊見城市)

おすすめは、自家製のミルクアイスのトッピング。シンプルなレシピで造られたアイスは、ジェラートのような味わい。きびシロップの甘味が溶けだすと、紅茶にマイルドな風味が加わり、最高にピュアなロイヤルミルクティーへと変化します。

島の素材と“うれしい”の循環。五感で味わう至福のカフェタイム「ペストリーうんてん」(豊見城市)

スイーツの甘味をよりはっきりと味わいたい方には、深煎りのミャンマー産のオリジナルコーヒーも。どっしりとした苦味が、ケーキの甘さをより上品に引き立ててくれますよ。

工場跡地に宿る「教会の記憶」と開放的な空間

島の素材と“うれしい”の循環。五感で味わう至福のカフェタイム「ペストリーうんてん」(豊見城市)

「ペストリーうんてん」の扉の先にあるのは、高い天井の開放感あふれる空間。かつてのペンキ塗装工場をリノベーションした場所だそう。

島の素材と“うれしい”の循環。五感で味わう至福のカフェタイム「ペストリーうんてん」(豊見城市)

店内の壁や什器は、沖縄市内の教会で使用されていた扉や柱などの古材を再利用したもの。解体のタイミングで引き継がれた木材たちが、丁寧に磨き直され、温かみのあるインテリアとして第二の人生を歩んでいます。

島の素材と“うれしい”の循環。五感で味わう至福のカフェタイム「ペストリーうんてん」(豊見城市)

右の階段を登った先がカフェスペースです。席は20席ほど。大きな窓からは柔らかな光が差し込み、お菓子と向き合う時間をより豊かなものにしてくれます。

心身を満たす「うれしい」の循環

島の素材と“うれしい”の循環。五感で味わう至福のカフェタイム「ペストリーうんてん」(豊見城市)

素材の背景にある物語までを丁寧に紡ぎ出す「ペストリーうんてん」。産地にこだわった原材料や、保存料や添加物は不使用のヘルシーなお菓子は、心身を優しく満たしてくれます。
店内で過ごす時間は、日常を彩る特別なひと時。週末は混み合うことも多いため、事前の予約が安心です。沖縄の豊かな恵みと作り手の愛情が溶け合うこの場所で、あなたも「うれしいの循環」を体感してみませんか。

Information

島の素材と“うれしい”の循環。五感で味わう至福のカフェタイム「ペストリーうんてん」(豊見城市)
ペストリーうんてん
住所
〒901-0212 沖縄県豊見城市平良76−1
電話番号
098-996-3843
営業時間
10:30〜18:00 (イートインL.Oは17:30)
定休日
水曜日・木曜日
駐車場
店舗横5台、前1台
クレジットカードの利用
可(VISA・JCB・Master Card・Diners)
電子マネーの利用
可(PayPay)
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