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キングスのCS4連勝をけん引、デイミアン・ドットソンの「後出しジャンケン」スキル…「うれしい誤算」を武器にした組織力とは
32歳の元NBA「経験は確実に生きている」
主にベンチスタートで、ハンドラーの一人を担うドットソン。ピック&ロールでスクリーナーのディフェンダーが間合いを詰めてくれば、間を割ってペイントエリアにアタックする。相手が引いて守り、スペースが空けば、3ポイントシュートを放つ。
アタックした際も、3人目のヘルプが遅れれば高いフィニッシュ力でレイアップシュートを沈め、ヘルプに来れば空いた味方にパスを振る。相手の動きに対応し、瞬間的な状況判断の連続でディフェンス網を崩していく姿は、まさしく「後出しジャンケン」のようだ。
ここまでのCS4試合で、ドットソンが最多17得点を挙げたSF第1戦後、名古屋Dのショーン・デニスHCは「琉球は岸本、ドットソン、ローが下り坂でアタックできるようにしていて、その守りをどう改善するかがポイントになると思います」と語り、警戒対象の一人に挙げていた。
負ければ終わりの短期決戦であるCS。その極限の緊張感の中でも、ドットソンのプレーには迷いがない。2017年のNBAドラフト2巡目全体44位で指名され、4シーズンNBAでプレーし、トルコや中国のリーグでもコートに立ってきた。
経験豊富な32歳は「スキルセットや経験は確実に生きていると思います。ベテランの一人として経験値をチームに還元し、自信を持ってプレーすることが重要です」と淡々と語る。
キャプテンの一人を務める小野寺祥太は「セカンドユニットでハンドラーができるのがドットソンなので、そこを起点にやっていこうという中で、ポケットパスもペイントアタックもできる。本当にオールラウンダーな選手。そこでギャップを作れたらいいなと思っています」と、厚い信頼を寄せる。
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