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キングスのCS4連勝をけん引、デイミアン・ドットソンの「後出しジャンケン」スキル…「うれしい誤算」を武器にした組織力とは
王者奪還へ、ドットソン「正しい選択をすることが重要」
これまでオフェンスが停滞した時間帯は、自らオフェンスをクリエイトできる岸本とローにボールが集中する傾向が強かった。しかし、そこにドットソンも加わったことで、脅威が格段に増した。ドットソンが得点を重ねた後、交代で出てくるのがローだと考えると、相手にとっては悪夢のような状況だろう。
二人が一緒に出る時間帯もあり、ローは「ドットソンは今シーズン初めて日本に来て、Bリーグも初めて。いろんなことにアジャストしないといけなかったと思うけど、とても素晴らしい選手。自分にとってはインパクトがある人間です。このチームは、誰がヒーローになってもおかしくないことが強みです」と信頼感の深さをうかがわせる。
プロキャリア10年目を迎えるドットソンだが、これまで各国リーグで優勝経験はない。だからこそ、チャンピオンに突き進む戦いに身を投じていることは、強いやりがいがあるのだろう。セミファイナルを戦った沖縄サントリーアリーナについて、「CSになると格別の雰囲気になる」と語り、高揚感を漂わせていた。
ただ、コート上ではあくまで冷静だ。「試合を決めるシュートを決めたいというような思いはあるか?」と問われると、迷いのない表情でこう語った。
「全てのプレーにおいて、正しい選択をすることが重要です。ビッグマンを使うのか、それともアウトサイドにパスを出すのかも含めて。その場での状況判断が大切になってくると思っています」
Bリーグ創設10年目の節目で、2度目の王者奪還を見据えるキングス。悲願の頂点へ向かう激戦の中で、ドットソンの冷静なマインドと後出しジャンケンを可能にする優れたスキルは、ファイナルでも大きな武器になるはずだ。
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