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キングスのCS4連勝をけん引、デイミアン・ドットソンの「後出しジャンケン」スキル…「うれしい誤算」を武器にした組織力とは
ドットソンの能力を引き出した組織力の高さ
もっとも、シーズンを戦いながらドットソンの能力を引き出し、ここまでスムーズに機能させられるようになったことは、キングスの組織力の高さの証左でもある。ドットソンが、岸本や小野寺、クーリーらの名前を挙げ、「このチームはベテラン選手が多く在籍している」と言ったように、全体として経験値が高く、毎シーズン終盤にかけてチーム力を底上げしている。
特に今季は、主力級の佐土原が加入し、アルマとドットソンが入れ替わったが、東アジアスーパーリーグ(EASL)もある過密日程で連係の精度を思うように高められず、前半戦は苦しい戦いを強いられた。
桶谷HCも「毎年同じチームではないので、共通理解を深めるのには時間がかかります。メインの選手が一人変わるだけで、それぞれの役割がガラッと変わることもある。ヴィックがいる中で、佐土原は3番なのか、4番なのか。ドットソンが入って、ハンドラーが増えて、誰がインサイドを担うのか、とか。なかなかうまくいかない時期もありました」と振り返る。
そのうえで、現在のチームオフェンスに対して大きな手応えを口にした。
「本当に良いケミストリーを見せ始めています。どういうプレーをしたら、お互いがいい状態でボールがもらえるのかが分かってきた。プレッシャーをかけられてプレーセットを切られても、しっかりプレーを続けられる。シーズンを通してターンオーバーが減っていき、どうオフェンスを作るのかという部分は、前半戦に比べて雲泥の差があると思います」
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