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「一番恩返ししたい人のために」沖縄出身・幸地渉ACが琉球ゴールデンキングス復帰。マクヘンリーAHCに信頼を寄せる理由
「全部メモする」習慣が築いたコーチングの土台
マクヘンリーAHCも、幸地ACをスタッフの一人として欠かせない存在とみる。7月20日の就任記者会見で期待を問うと、こう答えた。
「彼とは自分がコーチ1年目の頃から信頼関係を築き、当時から自分をサポートしてくれていました。バスケットボールに対する深い知識があり、長崎で優勝も経験して、またキングスに戻ってきてくれたことをうれしく思います」
その信頼を裏付けるのが、幸地氏の徹底した学ぶ姿勢にある。マネージャー時代から「全部メモする」を習慣にし、自チームのコーチや選手、対戦相手の特徴まで細かく書き留めてきた。その積み重ねがスカウティングや戦術構築の引き出しとなり、コーチングの土台になっている。
情報を選手へ届ける際も、ただ映像を並べるだけではない。キングスでビデオコーディネーターを務めていた頃、教えを受けた森重貴裕氏(現スカウティングディレクター)の下での学びが大きな財産になっている。
「森重さんは映像の見せ方が本当に上手なんです。例えば6分のスカウティング映像なら、最初の3分は相手がとても強く見えるプレーを見せ、残り3分で『こう守れば止められる』という成功例を見せるんです。そうすると、選手の頭には『相手にやらせてはいけないプレー』と『止め方』が入りやすい。その構成は今も意識しています」
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