公開日
長嶺 真輝

長嶺 真輝

「0.5秒の判断」を磨く琉球ゴールデンキングス。ホーム開幕戦で見えたOFの課題と、2日前に佐土原遼が語っていた改善への道筋

群馬の「チェンジングDF」に苦戦

「0.5秒の判断」を磨く琉球ゴールデンキングス。ホーム開幕戦で見えたOFの課題と、2日前に佐土原遼が語っていた改善への道筋
コート上で話し合うキングスのメンバー(長嶺真輝撮影)

試合は序盤からロースコアの展開となった。キングスは堅守で粘り、前半を31ー31で折り返したが、第3クオーターに流れを奪われる。連続3ポイントシュートなどで0ー16のランを許し、そのまま逃げ切られた。

今季最少の65得点が示す通り、敗因の一つは群馬の守備への対応だ。マクヘンリーAHCが「群馬にファーストコンタクトのところで先手を取られ、自分たちがやりたかったオフェンスに対して、ディフェンスで支配されてしまった印象です」と振り返る。

マンツーマンとゾーンを使い分ける「チェンジングディフェンス」にボールムーブメントを封じられ、外から苦しいシュートを打たされる場面が散見された。スクリーンにはスイッチなどで対応され、ディナイでパスコースを消されてスティールされることも多かった。

苦しい時間帯にペイントアタックからジャック・クーリーのダイブに合わせたり、ケビン・ジョーンズの3ポイントシュートを演出したりした松脇圭志は「相手がマンツーマンだった時は、ドライブなどのプレーを増やそうとしていて、そこは良かったです」と一定の手応えを示した。

しかし、相手がゾーンに切り替わってからは「僕らのオフェンスが停滞した。どうすればいいか、みんなが混乱してしまいました」と言う。一方、群馬の藤井祐眞も「チェンジングディフェンスをしながら、本当にいいディフェンスができた」と好感触を語り、キングスは相手の守備戦術に翻弄された格好だ。

ファストブレイクからの得点もわずか2点。デイビッド・ヌワバは「すごくゆっくりな試合展開でした」と指摘。「ショットクロックが残り少なくなった中で、相手にチェックされた3ポイントシュートを打たされてしまいました」と、オフェンスを組み立てるスピードを課題に挙げた。

あわせて読みたい記事

あなたへおすすめ!