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真崎 睦美

真崎 睦美

【島の魅力ここに集結】第47回沖縄の産業まつり 開催!注目イベント・会場・交通情報(2023年 10月27日〜29日)那覇市

県内最大の総合産業イベント「沖縄の産業まつり」の時期が今年もやってきた。

友人に勧められて初参加した昨年。”県内最大”にふさわしい規模感とにぎわいに圧倒されつつ、キンッキンのオリオンビール片手に沖縄各地の特産グルメを食べ歩く、非常にハッピーなひと時を過ごした記憶がある。

ほかにも生鮮野菜や魚介、衣服に陶器に大きな墓石(!)とさまざまなご当地品が展示即売されており、当時移住2年目の沖縄ビギナーだった私を大変興奮させてくれた。

第47回沖縄の産業まつり
昨年わたしが参加したときの写真。大晴天、大盛況だった

と言いつつ昨年は「食」にほぼ全振りしてしまったので、今年は各地の工芸品にふれたり体験系イベントに参加したりもしてみたい。

ということで、今年の「沖縄の産業まつり」で気になる展示やイベントなどを一挙にまとめてみた。

目次

2023年10月27日〜29日「第47回 沖縄の産業まつり」概要

第47回沖縄の産業まつり
「第47回 沖縄の産業まつり」のチラシデザイン

今年のテーマは「県産品 みんなで創る 島の価値」

離島もふくめた沖縄県内の全産業を一同に集め、展示・即売される。ありとあらゆる沖縄グルメ、ビールや泡盛の販売、市町村の特産品コーナーなどに加え、産官学の取り組み紹介や沖縄らしいものづくりイベントも行われるのが「沖縄の産業まつり」の魅力。

日程は2023年10月27日(金)~29日(日)の3日間。とにかくコンテンツが盛りだくさんなので、3日間フルッフルで参加しても毎日楽しめそうだ。

「第47回 沖縄の産業まつり」おすすめの展示は!?

※2023年10月24日に「第47回 沖縄の産業まつり」おすすめの展示を追記しました。

沖縄食糧 株式会社「未来へつながるお米」

沖縄食糧の産業まつり展示

「未来へつながるお米 ~子どもたちのえがおのために~」は、九州・沖縄の米穀卸 4 社の共同企画として「九州・沖縄からおコメを通して繋げる未来」をテーマに子どもたちの食育関連にスポットを当て、子どもたちが安心して笑顔で暮らせる未来の実現のため、販売した収益の一部(1kg につき 5 円)を沖縄県社会福祉協議会へ寄付します。
2023年10月~2024年2月末まで5カ月間の期間限定販売。

原料に「令和5年産 佐賀県産 夢しずく」を使用しており、炊き上がりは新米ならではの香りと柔らかい粒が特長。
また、おコメの袋には環境にやさしい「ライスレジン製フィルム」「バイオマスインキ」をしており、CO2・温室効果ガスの低減だけではなく、日本の農業支援や食品ロス対策にも効果が期待できる環境に配慮した米袋を使用しています。
将来を担う子どもたちや、地球環境のために毎日食べるおコメを通して社会貢献!

新里酒造株式会社は特価や限定の商品を展示

いぜなじまのお米でつくった泡盛

いぜなじまのお米でつくった泡盛 720ml 2本セット 3,000円(税込)
いぜなじまのお米でつくった泡盛 720ml 2本セット 3,000円(税込)

去年の産業まつりにて限定200本販売し2日で完売した商品でを今回は、2本セットに加えご要望の多かった単品での販売。
また産業まつりという事で特価にて販売する。

▼セット
いぜなじまのお米でつくった泡盛  720ml 2本セット 3,000円(税込)
▼単品
いぜなじまのお米でつくった泡盛 30% 720ml(常圧)1,500円(税込)
100度で蒸留した濃厚な原酒をあえてろ過をせずに瓶に詰め込んだ泡盛。

いぜなじまのお米でつくった泡盛 30% 720ml (減圧)1,500円(税込)
50度で蒸留してモロミ本来のフルーティーな香りをそのまま瓶に詰め込んだ泡盛。

フランスではワイン造りにおいて、その土地、気候や土壌、地形を生かしたブドウを栽培し、ワインを造る”テロワール”という考え方があり、『琉球泡盛プロジェクト』では国や県の支援のもと官民一体となって、泡盛のブランド価値を高めるため、地域に根ざした原料を使用する”テロワール”が推奨された。
新里酒造も『琉球泡盛プロジェクト』に賛同し”テロワール”という考え方を取り入れ、伊是名島で栽培したお米を使い、気候風土を生かし沖縄県産100%の泡盛造りを実現した泡盛となる。

新里ピュアモルトウイスキー48% 700ml 

12月8日に発売予定の「新里ピュアモルトウイスキー」を産業まつりにて200本限定で先行予約販売!
特典もご用意されるのでこの機会にぜひ!

新里ピュアモルトウイスキー48%は、厳選された質の高いイギリス産モルトウイスキーにオロロソシェリー樽とスパニッシュオーク樽で熟成した自社製造のモルトウイスキーをバッティング
バニラ、カラメルの様な上立ち香、ドライフルーツ、チョコレートの甘い余韻にスパイシーなアクセントが特徴的となるウィスキー。
販売数は200本で販売価格は送料を含んで(仮)6,050円(税込み)となる。

トーラス株式会社では太陽光パネル、蓄電池、オール電化をご紹介

産業まつり トーラス
オール電化などに関しての出展
産業まつり トーラス
ワークショップでのアップサイクル

第47回沖縄の産業まつりは2023年10月27日(金)、28日(土)、29日(日)に那覇市の奥武山公園・県立武道館にて開催予定!
今回もトーラス株式会社と事業の1つとして運営するBe Kind OKINAWAで産業まつりに出展する。

トーラスブースでは、太陽光パネルや蓄電池、オール電化などに関しての出展、ecoプランナーがお客様の疑問を全て解決に向けて相談にのってくれるので、お気軽に足をお運びください🎵
また、Be Kind OKINAWAのブースでは、SDGs 12番をつくる責任使う責任などに取り組んでいる「琉球帆布」さんとワークショップを行う予定だ。

久米島の久米仙からは厳選の3ボトル!

久米島の久米仙からは厳選の3ボトル!

ホワイト12年古酒

品質を保ちながら12年貯蔵され、じっくりと味わいを育んだ貴重な一品。
一般的な古酒は43度が多く、通常の古酒は高度数だが、「ホワイト12年古酒」は35度にこだわっているのも特徴のひとつ。
米・麹を由来とするフルーティで芳醇な香りとともに、とろみがかった舌ざわりと濃厚でカラメルのような甘さを堪能することができる。
久米島の久米仙の古酒の中でも、選りすぐられ、レギュラー商品の中でも古酒年数が最も古いた「ホワイト12年古酒」をこの機会にぜひ。

Intersection Phoenix

2023年産業まつり企画商品「Intersection Phoenix」
久米島本社に長年眠っていた、異なるお酒をブレンドしているということで「Intersection(インターセクション)=交錯」を冠し、製法の異なるお酒の交錯、そして、「人×泡盛」、「時代×泡盛」の交わりといった意味が込められている。
さらに「Phoenix」はその眠っていたお酒が不死鳥のように新たに蘇り、熟成を重ねて新しい価値を生み出していることを指し、食中酒として楽しめるように控えめの度数(15度)になっており、しっかり冷やしてストレートで飲むのがオススメ!!
製法や熟成期間によって香りや味わいが異なってくる泡盛。まさに「Intersection Phoenix」は異なる製法の泡盛が交錯し、これまでとは一味違う熟成を味わえる一品に仕上がっている。

名字ボトル元旦蒸留酒44度 600ml

久米島の久米仙のラベルにご希望の名字や名前を記載することができる名字ボトル。
今年の産業まつりでは2023年の元旦に蒸留された「元旦蒸留酒」バージョンも発売する!!
泡盛の旨味が凝縮された44度の原酒を数ヶ月熟成させ風味を逃さずそのまま瓶詰め。
熟成に向いており、育てるお酒として人気の元旦蒸留酒がさらに名入りボトルとして登場。
卯年生まれの方や、今年が記念YEARという方への贈り物にオススメだ!

沖縄製粉株式会社はサーターアンダギーのココア味とスッパイマン味!?

サーターアンダギー ココア味

サーターアンダギー ココア味「第47回 沖縄の産業まつり」

沖縄製粉の食育活動を通じた“消費者の声”から開発がスタートし、沖縄製粉が行っていた夏休み親子手作り教室の「オリジナルのサーターアンダギーを作ろう」の中で、参加者に数種類のフレーバーから好きなものを選んでもらった結果、最も多くの支持を得たフレーバーが 「ココア」となった。
その後「ココア味をぜひ商品化してほしい」という多くの声がよせられ、いくどの改良を重ね、サーターアンダギー ココア味が完成!
お客様の声(“消費者の声”)から生まれた「ココア味」。お子さんがいる家庭をはじめ、たくさんの方々にぜひご賞味いただきたいと担当者さんはいう。

サーターアンダギー スッパイマン味

サーターアンダギー スッパイマン味「第47回 沖縄の産業まつり」

「第47回 沖縄の産業まつり」では、サーターアンダギー「スッパイマン味」が産業まつり限定で登場!
産業まつりに来場されたお客様が、汗をかいて疲れていても、さっぱり美味しく食べられるアンダギーをコンセプトに開発したのがきっかけ!!
子供から大人まで幅広い世代の方が楽しめる、産業まつり限定の“甘ずっぱいサーターアンダギー”を、ぜひこの機会にお試しを!!
※サーターアンダギー「スッパイマン味」は、なくなり次第終了。

※こちらの情報は2023年10月25日に「第47回 沖縄の産業まつり」おすすめの展示(サーターアンダギー)を追記しました。

注目イベント「首里城の破損瓦で世界にひとつの漆喰シーサーや置物づくり」

第47回沖縄の産業まつり

シーサーづくりといえば沖縄で定番の体験コンテンツ。1度はやったことがある!という人も多いと思うが、首里城の破損瓦を使った漆喰シーサーや置物づくりはいかがだろうか?

首里城火災の際に焼け残った瓦を活用したものづくりコンテンツで、専任講師のレクチャーを受けながら製作するため、お子さんでも気軽に参加できる。(※小学生以下の場合は保護者の同伴が必要)

首里城の一部が、世界にひとつのオリジナルシーサーに形を変えて手元に残る。考えてみるとめちゃめちゃ貴重な機会では……? こちらはぜひとも参加しておきたい。

※シーサーづくりは事前予約が満員に近いため、先着順の置物づくりも検討してみてください。
詳しくはこちら

https://www.pref.okinawa.jp/site/doboku/shurijo/20231013_kikakuhan.html

「第47回 沖縄の産業まつり」会場案内(全7会場)

①第1会場:沖縄県立武道館(アリーナ棟)

第47回沖縄の産業まつり
2022年「第46回 沖縄の産業まつり」の様子 (第1会場)
第47回沖縄の産業まつり
2022年「第46回 沖縄の産業まつり」の様子 (第1会場)
第47回沖縄の産業まつり
2022年「第46回 沖縄の産業まつり」の様子 (第1会場)
第47回沖縄の産業まつり
2022年「第46回 沖縄の産業まつり」の様子 (第1会場)

こちらは武道館を利用した、広大な屋内展示会場となっている。

・優良県産品に選ばれた製品の紹介
・県内中小企業の注目商品・サービス展示
・織物、紅型、漆芸などの工芸品&企画紹介
・産官学のさまざまな取り組み紹介
・沖縄県産健康食品ブランド WELLNES OKINAWA JAPAN認証商品展

などなどなどなど、多種多様な展示がお目にかかれるコーナーだ。

個人的に足を運んでみたいのが「かりゆしウェア展示」だ。骨格&カラー診断で”あなたに似合うかりゆしウェア”を提案してもらえるそうで、ファッション迷子にはありがたすぎる企画である。

第47回沖縄の産業まつり
2023年「第47回 沖縄の産業まつり」 第1会場 案内図

②第2会場:芝生広場横駐車場

第47回沖縄の産業まつり
2022年「第46回 沖縄の産業まつり」の様子 (第2会場)
第47回沖縄の産業まつり
2022年「第46回 沖縄の産業まつり」の様子 (第2会場)
第47回沖縄の産業まつり
2022年「第46回 沖縄の産業まつり」の様子 (第2会場)
第47回沖縄の産業まつり
2022年「第46回 沖縄の産業まつり」の様子 (第2会場)

「お、沖縄特産品の宝箱や~~~~!!!」と昨年キラキラと目を輝かせたのが、こちらの第2会場だ。

商工会の特産品フェア「ありんくりん市」には、北部・中部・南部・離島、各地で生まれた
特産品の数々がズラリと並ぶ。食べておいしいのはもちろん見て回るのも非常に楽しい。ユニークなご当地グルメには、その町ごと好きになってしまうような引力がある。

今年(令和5年度)沖縄県の優良県産品に選ばれた商品もこちらで販売されるほか、各地の酒造がドドンと集まった泡盛コーナーは必見(必飲)だ。

第47回沖縄の産業まつり
2023年「第47回 沖縄の産業まつり」 第2会場 案内図

③第3会場:サブグランド

第47回沖縄の産業まつり
2022年「第46回 沖縄の産業まつり」の様子 (第3会場)
第47回沖縄の産業まつり
2022年「第46回 沖縄の産業まつり」の様子 (第3会場)

こちらでは、野菜や植木・花木などの農林産業品、そして県産の建材・石材品をお目にかかることができる。昨年でっかい墓石を見かけて衝撃を受けたのもこの会場だ。今年はもっとまじまじ見たい。

先ほど紹介した「首里城破損瓦ものづくり体験イベント」も第3会場で行われるので、シーサーを作りたくなった方はぜひ足を運んでください。

第47回沖縄の産業まつり
2023年「第47回 沖縄の産業まつり」 第3会場 案内図

第4会場:川沿い

第47回沖縄の産業まつり
2022年「第46回 沖縄の産業まつり」の様子 (第4会場)
第47回沖縄の産業まつり
2022年「第46回 沖縄の産業まつり」の様子 (第4会場)

こちらの会場は、主にオキハムやオキコパンなどの県内食品メーカー各社が軒を連ねるグルメコーナー。

過去には産業まつり限定のセット販売や、超お得なパンバイキングなども実施されているので要チェックである。私は昨年、オキコパンの限定トートバッグが可愛すぎてパンをもりもり買った。

企業のほかにも、ステーキや沖縄焼きそば、アグー豚の餃子、ポテトにピッツァなどなど、まつり!という感じの屋台が多く立ち並ぶ。あちこちから美味しい匂いの誘惑がやってくるので楽しく翻弄されてほしい。

第47回沖縄の産業まつり
2023年「第47回 沖縄の産業まつり」 第4会場 案内図
第47回沖縄の産業まつり
2023年「第47回 沖縄の産業まつり」 第4,5会場 案内図

⑤第5会場:陸上競技場外・東側

第47回沖縄の産業まつり
2022年「第46回 沖縄の産業まつり」の様子 (第5会場)

第5会場=みんな大好き「オリオンビアガーデン」です。\カリー!/

産業まつり内では、ビールのお供にもぴったりな県産品が盛り盛り盛りだくさん。気になる沖縄グルメを持ち寄り、工場直送のうまいビールで乾杯できる夢の国、それが第5会場。私は必ず行きます。

⑥第6会場:テニスコート北側

第47回沖縄の産業まつり
2022年「第46回 沖縄の産業まつり」の様子 (第6会場)
第47回沖縄の産業まつり
2022年「第46回 沖縄の産業まつり」の様子 (第6会場)

第6会場は、やちむんを中心にシーサーや琉球ガラスなどの焼き物類がズラリと並ぶ陶器市。

昨年は通常よりお買い得価格のアイテムも多かった記憶がある。やちむんを買い揃えるチャンスなので積極的に発掘しに行きたい。

第47回沖縄の産業まつり
2023年「第47回 沖縄の産業まつり」 第6,7会場 案内図

⑦第7会場:少年野球場

こちらは休憩広場となっている。ぼちぼち休憩しつつ産業まつりを楽しんでください。

アクセス:「第47回 沖縄の産業まつり」の会場MAPと奥武山公園への行き方

駐車場はある?

会場には一般駐車場がなく、当日は那覇軍港西側特設駐車場が設けられる。
※シャトルバスの運行もある。

ただ「沖縄の産業まつり」特設駐車場にも台数に限りがあるため、沖縄都市モノレール「ゆいレール」、バス、もしくはタクシーでの来場も検討してもよいかも。

第47回沖縄の産業まつり
「第47回 沖縄の産業まつり」 会場全体の案内図
第47回沖縄の産業まつり
2023年「第47回 沖縄の産業まつり」シャトルバス運行のご案内

沖縄都市モノレール「ゆいレール」利用の場合

【最寄り駅】
奥武山公園駅:会場まで徒歩1分
壺川駅:会場まで徒歩1分

※ゆいレールは那覇空港からも乗車可能です

路線バス利用の場合

【最寄りのバス停】
公園前:会場まで徒歩1分
奥武山公園前:会場まで徒歩1分

Information

第47回沖縄の産業まつり
第47回沖縄の産業まつり(奥武山公園)
場所
〒900-0026 沖縄県那覇市奥武山町52

「第47回沖縄の産業まつり」についてまとめ

改めてまとめてみると、この産業まつりと規模の大きさ・コンテンツの多さにびっくりワクワクしてしまった。さすが県内最大。

たくさん食べ、飲み、見て着て触ってもう1周食べて飲み、おもいっきり楽しみながら県内産業について理解を深める機会にしたい。

ライター真崎 ”2度目の沖縄くらし”だより

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