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沖縄移住して那覇に住んでみた。4年間のリアルな感想を忖度なしでぶっちゃけます。
目次:沖縄移住して那覇に住んでみた。
・なぜ沖縄移住したのか?そして那覇を選んだ理由
・実際に住んでみてどうなの?便利・不便どっち?
・沖縄での食。大丈夫?とよく聞かれる
・沖縄の物価って実際どうなんでしょう?正解なき葛藤
・水道光熱費や生活費のリアルをお教えします
・病院・美容院・整体など体にまつわる施設
・年間通しての実際の気候ってどうなのか?
・台風や津波・地震など自然災害の不安
・沖縄に住んで何をして過ごしているか
・本土(神奈川)との違う点をリアルに感じたこと
・沖縄移住”あるある”にお答えします!
・沖縄移住して那覇市に住んだまとめ
【別記事】
沖縄移住して16年「石垣島に移住した、ばー(私)のリアル離島移住ストーリー」(石垣市)
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>沖縄移住者から見た”沖縄あるある”25連発 ~
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> 武智志穂の“沖縄移住(南城市)のリアル”
> 沖縄移住して11年。名護市に住んで不便がなくなった
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本土(神奈川)との違う点をリアルに感じたこと

私が那覇に住んでリアルに感じたことは…もちろん多々ありますが、良いことも悪いことも正直に書いて行こうと思います。もちろん解決策が見つからないことや、自分自身も努力できていないこともありますが。沖縄移住して感じていることです。
基本的に出会う人はだいたいやさしい。
那覇という都会でもさらに中心部に住んでしまっているので、近所付き合いみたいなものはほぼないですが…
沖縄で出会う人は、生まれも育ちも地元沖縄の方、他県から移住している方、旅行や仕事で沖縄に訪れている方などいろいろな方々と出会ってきましたが、沖縄で出会う方は本当に優しい方が多いです。地元の方はちょっと人見知りな感じもありますが、沖縄の知らないことを色々と教えてくれます。
そして、ご自身があたかも沖縄県民の代表のように語るかたも多くいる気がします。移住している人は、同じような感覚で話が合ったり、実際に沖縄に住んでからのことで盛り上がったり、オススメな情報を教えてくれたります。短期的に沖縄にきている方もすでに住んでいる沖縄移住者をリスペクトしてくれる傾向にあるかと思っております。
あくまで、個人的な答えですが、私が出会った人は全て沖縄が大好きなのだと思います。
なので、沖縄移住してきた私にやさしくしてくれるのだと勝手に思ってます。
決して神奈川県民がやさしくない訳ではないですが、やはり雰囲気は違うと思います。
賃金と物価のバランスがおかしい。
ご存知の方も多いかとは思いますが、沖縄県の最低賃金は2024年10月9日〜時間額952円となります。全国では下から2番目…神奈川は1,162円となるので、1時間で210円も差がうまれます。では物価はというと、さきほど書いていた通りちょっと不思議な感じの葛藤があります。なかには昼と夜のダブルワークや、いくつかの仕事を掛け持ちしている方も拝見します。この問題は私がどうこう言って解決できる問題ではありませんが、沖縄移住を検討している方には重要な問題になることだと思います。
ただ、私が住んでいる那覇市でよく求人の張り紙などを見かけるのですが時給が952円というのはほぼ見かけません、だいたい1,000円は超えている場合が多くなかには1,500円以上な場合もあります。
私の場合は仕事が決まってからの沖縄移住なので、すこし違いますが沖縄移住を検討しているかたはお仕事のこともしっかり下調べして住む場所などの検討をオススメします。
独特の文化風習がしっかりある。
ご存知の方も多いかとは思いますが、沖縄では本土とは別の文化や風習が多々あります。
那覇という都会に住んでいても感じることが多いので、地元の方が多い地域に行くとさらに色濃く感じるかもしれません。
先祖崇拝のご家庭も多く、旧暦行事もそうですが本土ではなかなか馴染みのない行事があります。地域ごとに時期や作法が違ったり、離島などに関しては沖縄本島と比べても全く違う行事を行う場合もあります。
そして、沖縄ではメジャーな”模合(もあい)”という風習があり、仲間同士が定期的に集り一定の金額を出し合って資金を積み立て、その積立たお金を模合仲間の誰かが受け取るという仕組みも存在しております。
これは沖縄移住以前から耳にはしていましたが、実際住んでみると分け隔てなく一般的な風習ということに気づきました。ですが、今のところはご縁がありません。。。
これは。。私に仲間が居ない?ということでしょうか?深く考えると悲しくなるのでこの辺りで・・・
色々と書きましたが、沖縄と神奈川(本土)の違いといっても、もっといろいろな事があるかと思いますが、ここでは書ききれないので、沖縄移住を検討されている方は様々な文化・風習に触れ合い地元の方、沖縄の事などなど、ご自身で経験することをオススメします。
現金がわりと必要な場面が多い
沖縄旅行によく来られる方はご存知かもしれませんが、沖縄はクレジットカードが使えない。電子マネーが使えない。または、カードの銘柄、電子マネーの種類、交通系決済の偏りを感じることがあります。
まずは飲食店ですが、もちろんカードが使えるお店は多々存在していますが、沖縄食堂や居酒屋、沖縄そば屋(古き良きお店)そして、お弁当屋などなど、”現金のみ”のお店を見かけることを多々あります。移住でも旅行でも沖縄に来る際は必ず現金を持っていた方が安心です。お土産店や道の駅も一部は現金のみの場所もあるかと思います。
また、ゆいレール(モノレール)は他県の交通系ICカードは使用可能ですが、公共バスは他県のICカードは使えません(一部クレジットカードを使用できるバスもあるが少ない)。
これは本当に重要です!!バスに乗ったが現金が足りずに支払えない。近くにATMもない場合。。。さて?どうなるでしょう?私はインバウンドで沖縄に来ている方で、その非常事態な光景を目の当たりしたのですが…言葉も通じない。お金もない。バスも動かない…最終的に知らない外国人の方にお金を借りていました。ある意味インバウンドの方も沖縄に来たら”ゆいまーる”でしたが・・・そんなことは言ってる場合ではなく。現金はやはり大切です。
※ゆいまーる:地域の人との関わりを大切にしたり、助け合いの精神という意味の沖縄の方言。
ポイ捨てなど路上のゴミが多い気がする
これは沖縄というか那覇だけの問題ではないとおもいますが、私の住んでいる地域はとくにそう感じます。路上にゴミが多い・・・これは沖縄に限らず全国の繁華街や観光地などでも同じような悩みはあるかと思いますが、私が移住してきた当時に感じていて、いまでも同じことを感じます。
那覇市内では早朝にゴミ拾いをしてくださっている商店街の方、企業の方、ボランティアの方など様々な方達を見かけます。それでも路上のゴミは多いな・・・と思ってしまいます。
正直、私が率先して市内を清掃をできているかと言われると、そのような努力はできておりません。
ですが、まず路上にゴミは捨てない。ゴミは持ち帰るということを心がけています。
とくに沖縄では路上ゴミは川や海に流れる可能性が高く、皆んなが好きな”海が綺麗な沖縄”の海も陸も人が汚してしまいます。他人のゴミを拾って下さいとまでは言えませんが、ゴミはほぼ自然に返ることはないので、取り扱いに注意です。
綺麗な海。亜熱帯の自然。飲んだり食べたりする以外にも、いろいろな発見がある沖縄という土地だと思います。
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