地域,暮らし,本島南部,沖縄移住,那覇市
沖縄移住して那覇に住んでみた。4年間のリアルな感想を忖度なしでぶっちゃけます。
目次:沖縄移住して那覇に住んでみた。
・なぜ沖縄移住したのか?そして那覇を選んだ理由
・実際に住んでみてどうなの?便利・不便どっち?
・沖縄での食。大丈夫?とよく聞かれる
・沖縄の物価って実際どうなんでしょう?正解なき葛藤
・水道光熱費や生活費のリアルをお教えします
・病院・美容院・整体など体にまつわる施設
・年間通しての実際の気候ってどうなのか?
・台風や津波・地震など自然災害の不安
・沖縄に住んで何をして過ごしているか
・本土(神奈川)との違う点をリアルに感じたこと
・沖縄移住”あるある”にお答えします!
・沖縄移住して那覇市に住んだまとめ
【別記事】
沖縄移住して16年「石垣島に移住した、ばー(私)のリアル離島移住ストーリー」(石垣市)
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>沖縄移住者から見た”沖縄あるある”25連発 ~
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台風や津波・地震など自然災害の不安

沖縄移住にかかわらず、住む場所を変えるというとその土地の災害の発生なども心配ですよね。とくに沖縄は台風の影響が多いのでは?と思う方も多くいるかと思います。
那覇市に住んで4年弱、台風をしっかりと経験したのは2回です。
その2回以外は台風は近くを通過するものの、那覇市は運良く影響が少なく平穏な暮らしをしております。
とはいえ、その2回経験したうちの1回は沖縄の台風というものをしっかりと経験させて頂きました。
では、なにが起きたかというとまず、あまりの暴風雨によりマンションの高層階(私は1桁階)でも浸水の危険があります。私の家は窓が2箇所あるのですが、台風のピーク時には風圧で窓が揺さぶられ、窓がガタガタとしてそのガタガタの小刻み運動の影響か少しづつサッシに雨水が侵入してきます。それが長く続くとそのうち溢れてしまうので、タオルをサッシに詰めて、何度も絞るというくり返し・・・しかも夜中でした。
そして、ガラスが割れてしまうかも?ぐらい窓が揺さぶられます。築数年の築浅物件なので経年劣化などなくても本気の台風には歯が立たないようです。
そして、コンビニや商店、スーパーから商品が消える。

写真はスーパーですが、この時の台風では最終的にコンビニの乾麺、お菓子、などほぼ全ての食材が無くなっていました。
なぜそんなに商品がなくなるのか?というと…まず、本気の台風だと、お店が徐々に休店になります。なので、駆け込み需要が発生、そして開いてるお店にお客さんが向かう。そうなると店内の在庫がなくなる。そして、台風の影響で流通がストップし、一旦は入荷がなくなる。県内に在庫がある商品などは、一時的に補充されるが、陸路がない沖縄県は県外からの流通もストップするので、時間差で商品の供給が止まる。
というような流れで、瞬間的に商品が消えるという現象がおきます。

そして、ほかにも厄介なのが停電だと思います。
那覇市は沖縄県のなかでも停電には強く、おかげさまで私の家はこの台風でも停電にはならなかったのですが、数百メートル先に住む知人宅は停電になり、その影響で水も止まる(停電でポンプが動かない)という状況になっていたそうです。
この時の台風で沖縄県内の他の地域では長くて1週間近く停電が続いた世帯もあったそうです。
このような被害は滅多におきないですが、もしもの為の備えや住む場所の検討も沖縄移住では必要かと思います。
台風以外の災害だと、地震、津波が怖いところですが、沖縄県はそもそも、台風直撃が多く頑丈な住居が多い印象です。もちろんこの先に大地震や津波に関して備えることは重要ですが、高くて頑丈な建物が多いのと、那覇市に関しては起伏も多く開けた高台も多々あるので、しっかりとハザードマップを見ておくことをオススメします。

以前の台湾地震の際に発令した津波注意報時の画像です。
大きな被害はありませんでしたが、しっかりと避難された方は多々いたかと思います。
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