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長嶺 真輝

長嶺 真輝

3季連続準Vの琉球ゴールデンキングスが歩んだ激動のシーズン…節目迎えるも、来季も「らしさ」継承へ

ファイナル後、岸本と桶谷HCは晴れやかな表情も

3季連続準Vの琉球ゴールデンキングスが歩んだ激動のシーズン…節目迎えるも、来季も「らしさ」継承へ
シーズン報告会で挨拶する桶谷大HC(長嶺真輝撮影)

CSでは盤石の強さを発揮し、いずれもレギュラーシーズンで負け越していた三河と名古屋ダイヤモンドドルフィンズをスイープ(1敗もせずにシリーズを制すること)。特に、名古屋Dとのセミファイナルはホームの沖縄サントリーアリーナで行い、5シーズン連続のファイナル進出という偉業の喜びを地元ファンと共有したことは、特筆に値する。

ファイナルではレギュラーシーズン全体1位の長崎ヴェルカを相手に、第1戦を71-69で勝利。第2戦以降は、相手のスイッチと積極的なダブルチームを駆使したディフェンスに苦しみ、2連敗で優勝を逃した。

3シーズンぶりの優勝には手が届かなかったが、今季もリーグで最も長いシーズンを戦い、ファンに多くの興奮を届けたキングス。第3戦後、会見に臨んだ桶谷は「負けて虚しいな、悲しいなという気持ちです」とは言ったものの、表情には晴れやかさもあった。そして、こう語った。

「長崎が僕たちを上回ったことが全てだと思います。ここまで連れてきてくれた選手、スタッフ、キングスに関わる関係者の皆さんに感謝したい。あとはやっぱり、ファン、地域の皆さんが僕たちを支えてくれたから、ファイナルまでこられたと思っています」

岸本は「儚さと言いますか…。悔しさともまた違う変な気持ちです。長崎が自分たちより素晴らしいチームだったことが結果として出たので、それを受け入れて、これからの人生にしっかり生かしていきたいなと思います」とコメント。そのうえで、大一番に向かう過程の大切さに目を向けた。

「ここに向かうまでの時間は僕にとって財産ですし、本当に楽しくて、充実していました。自分を擁護するつもりはないですし、もちろんうまくいかないこともありましたけど、優勝に向かうための時間がすごく大事で、なんなら、自分はそこが一番好きな時間だったのかなと思っています」

苦しい経験も確かな前進も含め、その過程を楽しみ、充実した時間を過ごす。それはチームと同様に、ファンにとっても大きな財産となったはずだ。

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