地域,暮らし,本島南部,沖縄移住,那覇市
アナウンサーが語る”沖縄移住”Vol.03:頼れる人はほぼゼロだった。植草アナの生活をガラリと変えた「子どもの存在」
目次:アナウンサーが語る”沖縄移住”Vol.03
・知り合いゼロを救ってくれた、こども園の繋がり
・誰もが子どもを大好きでいてくれる、島の優しさ
・移住者同士の輪と、取材先での出会い
・関西弁と方言が混ざり合う、海と公園の休日
・沖縄の優しさの背景にあるものとは?
・アナウンサーが語る”沖縄移住”Vol.01
関西弁と方言が混ざり合う、海と公園の休日
そんな温かい人たちに囲まれて過ごす、私たちの休日の過ごし方についてもお話しします。
我が家のプライベートな環境を少しお話しすると、私も妻も関西の人間です。ですから、家族の会話で使われている言葉は、100%関西弁です。
ところが、今年の4月から小学校に上がった息子は、学校や遊び場のなかで、沖縄の方言や独特のイントネーションをしっかりと吸収して、自分のものにして帰ってくるのです。
最近の息子の言葉遣いを見ていると、関西弁と沖縄のウチナーグチ(方言)が絶妙に混ざり合っていて、親から見てもすごく面白いなと思います。たとえば、外から帰ってきて家でゲームをしている時に、「なぁお父さん、これ、しに(とても)なんちゃらやねんけど!」と、言葉の中に「しに〇〇」という沖縄特有の強調表現を混ぜて、関西弁のイントネーションのまま喋ったりしているんですよね(笑)。
そうやって、親の知らないところで沖縄の言葉を自然と使いこなしながらたくましく育っている息子の姿を見ていると、のびのびと良い子育てができているな、と心から満足しています。
県外での暮らしと比べるとライフスタイルの面で決定的な違いがあります。
私たちの休日の定番といえば、近場の海へふらっと遊びに行ったりすることが日常茶飯事です。それに加えて、沖縄の街を回っていて気づくのが、いたる所に誰でも自由に使える「バスケットコート」が設置されていることなんです。
長男が、地域のスクールでバスケットボールを習っていることもあって、休日の朝になると、うるま市や、豊見城市にある「美らSUNビーチ(ちゅらさんびーち)」の敷地内にあるバスケットコートへと向かいます。そこで、朝の涼しい空気のなか、親子で一緒にバスケットボールをして思いっきり汗を流すのが定番の過ごし方です。
バスケットボールをして、お腹が空いたらご飯を食べて、午後は芝生のある広場へと移動します。その広場で子どもたちと一緒に思いっきり走り回って遊び、身体が熱くなってきたら、綺麗な海へと飛び込んでバシャバシャと遊ぶ。これが、先週の週末もまさにそうだったのですが、私たちのお気に入りの休日黄金ルートです。
他にも、読谷(よみたん)エリアにも、家族や仲間とドライブがてら遊びに行ったりしています。読谷に行く時も、いつも「バスケットボールコートがある場所」を目がけて、遊びに行っている気がしますね(笑)。
このように、沖縄はとにかく海が近くて綺麗ですし、それに加えて子どもの数が多い地域だからか、街のあちこちに、広くて立派な公園がたくさん整備されているのが特徴です。
もしも、私たち家族が沖縄ではなく、そのまま地元の関西に住み続けて、家族で休日を過ごしていたとしたら、いったいどうなっていただろうな、と想像することがあります。
もし関西にいたら、週末のお出かけの選択肢といえば、どうしても「有料の選択肢」ばかりになっていたと思うのです。切符を買って電車に乗ってお出かけをして、都会にある商業ビルやアミューズメント施設、あるいはどこかの有料のキッズスペースやテーマパークといった施設に遊びに行く、という過ごし方がメインになっているのではないでしょうか。そういった都会の娯楽は、楽しいですけれど、どうしても毎回お金がかかってしまいますよね。
しかし、ここ沖縄での暮らしであれば、大自然のなかで子どもを自由に、思いっきり遊ばせることができる環境が整っている。家族同士や子ども同士がいつでも気軽に「今から集まってあそぼうぜ」「海に入ろう」と誘い合うことができる。
大自然と触れ合いながら、人と人がフランクに遊びの輪を広げていけるライフスタイルこそが、子どもの成長にとっても素晴らしい環境だなと感じますし、もし地元にいたら難しかったであろう、沖縄ならではの豊かな暮らしのリアルだなと、実感しています。
あわせて読みたい記事


