公開日
長嶺 真輝

長嶺 真輝

岸本隆一「本当に必死でした」現行Bリーグが10年で区切り、キングスが“最初と最後”のコートに立った意義

長崎の強固なディフェンスを崩せず

岸本隆一「本当に必死でした」現行Bリーグが10年で区切り、キングスが“最初と最後”のコートに立った意義
攻守で仕事人ぶりを発揮した小野寺祥太©琉球ゴールデンキングス

5月26日、横浜アリーナ。スコアは64-72。試合終了のブザーが鳴ると、キングスベンチの前にいた岸本は両手を膝に突き、下を向いたまましばらく動くことができなかった。

自身は昨シーズン、CSを目前に負傷離脱したため、ファイナルのコートに立ったのは2年ぶり。「特別な感情」を持って一戦一戦に臨んでいただけに、虚無感も大きかったのだろう。

「チーム全員で優勝を目指していた中で、本当に優勝が目の前にある状況までいけたと思います。今の気持ちは儚さというか…。悔しさともまた違う気持ちです。それとは別に、長崎が自分たちより素晴らしいチームだったことが結果として出たのも事実なので、それを受け入れて、これからの人生にしっかり進んでいきたいなと思います」

実際、この第3戦では、スイッチやダブルチームを多用する長崎の強固なディフェンスを崩し切れず、前半から流れをつかまれた。

それでも、26-36で迎えた後半は、小野寺祥太が「ハーフコートで、シンプルに空いている選手にパスを回せていた部分もありました」と言うように、ダブルチームを仕掛けられた時にプレッシャーを逃がせるようになり、第4クオーターでは一時3点差まで追い上げた。

しかし、最後まで逆転には至らなかった。最大の強みであるリバウンドで53本対32本と圧倒したものの、長崎は最後までインサイドの攻防で高い集中力を切らさず、キングスは武器であるセカンドチャンスポイントで13-12と優位を作れなかった。

小野寺は「長崎のルーズボールやリバウンドの部分で差が出てしまったと思います。僕らももっと大切にしないといけないなと思いました」と敗因を語った。

OKITIVE公式インスタグラムはこちら!
OKITIVE公式インスタグラムはこちら!

あわせて読みたい記事

あなたへおすすめ!