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松永 多佳倫

松永 多佳倫

沖縄尚学ベスト4進出、左の久髙大瑚MAX149を計測、四番DH 末吉4の1。夏の県大会、末吉の登板はなしと判断していいのか

一夜にして変貌、MAX149キロの切れ味抜群の快速球を投げ込む久髙

沖縄尚学ベスト4進出、左の久髙大瑚MAX149を計測、四番DH 末吉4の1。夏の県大会、末吉の登板はなしと判断していいのか

そして最終回にサウスポーの久髙大瑚がマウンドに上がった。

ここまで2戦とも先発し、12イニング3分の1を無失点。今や末吉に代わって左の主戦投手となった。
末吉、新垣という全国屈指の強力二本柱の前にして怪我もあってかなかなか台頭することができなかった。しかし6月の招待試合で選抜準優勝校・智辯学園を相手に先発し、4回を無失点に抑えたことがひとつの転機となる。

この試合、真っ直ぐが走りまくり最速149キロの球威で簡単に三者凡退にし、3対2でゲームセット。

今や新垣を凌ぐほどの安定した投球を見せる173センチの久髙は、マウンド上でより大きく見える。
130キロ台中盤程度しかなかった真っ直ぐが、この試合で149、147と計測し、140キロ以上の切れ味鋭いスピードボールが投げ込まれた。
「強風の影響か誤動作です」とはにかみながら答える久髙だが、かつてのヒョロヒョロの面影はなく威風堂々としたエースの風格を漂わせていた。

完全に化けた。
末吉は「(一夜にして化けるって)そんなもんですよ」と言いながらも、久髙の才能の開花に素直に喜んだ。

スコアを見ると僅差の接戦に見えるが、落ち着いた試合運びで余力を残して沖縄尚学は勝ち進んだ。

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